■小沢流政治マネロン・・・財団収入を巧みに政治資金化?
年初頭あたりから、巷では話題になっていましたが
政治資金問題の本丸です。
小沢氏資金団体:「全部会見で説明」 家賃収入問題
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071009k0000e010032000c.html
(毎日)
小沢氏資金管理団体に家賃収入=マンション2部屋980万円-規正法抵触の疑いも
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2007100900401
(時事)
民主党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」(東京都港区)が、政治資金で購入したマンションの部屋をコンサルタント会社と財団法人に事務所として貸し、2002年から06年の間に賃料計980万円を得ていたことが9日、分かった。
政治資金規正法は、預貯金や国債など以外での政治資金の運用を禁じており、同法に抵触する疑いもある。
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小沢氏が登記簿上の所有名義人になっている東京都港区赤坂のマンションに、コンサルタント会社「エスエー・コンサルティング」が、また千代田区麹町のマンションには財団法人「国際草の根交流センター」が入居。それぞれ事務所賃借料として、エス社は02年1月から月7万円を、交流センターは04年9月分から月20万円を陸山会に支払っており、06年末までの合計は980万円に上る。
交流センターによると、小沢氏は1992年の財団設立当初から同センターを支援、現在会長を務めている。入居の際、陸山会側から事務所無償提供の申し出があったが、当時のセンター関係者が「財団法人なので賃料を支払わなければならない」と断ったという。
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で秘書だったり、留学生だったり、若い女性がよく出てくる。
政治資金で購入マンション 小沢氏団体が家賃収入
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007100902055087.html
(中日)
港区の一室は当初、外国人秘書の居宅だったが、〇一年十二月末、国内外の政治経済を研究するコンサルティング会社と賃貸契約を結び、陸山会は月額七万円の家賃を受け取っていた。
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小沢一郎代表:資金管理団体に家賃収入…規正法違反の疑い
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071009k0000m040105000c.html
(毎日)
◇「無償こそ問題」…小沢氏の事務所反論
小沢氏の事務所は「うちとしては、政治資金の運用という認識はない。コンサルタント会社は、小沢氏の政策立案を請け負っている。財団法人は小沢氏が設立にかかわり理事を務めている」と、いずれも小沢氏の政治活動に密接にかかわっていると主張し、「無償で貸す方が問題」と反論している。
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まぁ、確かに。
小沢さんが設立した財団法人であります。
でも、その方が問題ではないか?
政治活動に密接に関係した「自前組織」であるなら
賃料を派生させなくても良いような気がします。
どっちかというと、お金の流れをつくると、やばいかもしれない。
↓
小沢一郎メールマガジン
http://blog.mag2.com/m/log/0000033978/107861292.html
(2006/ 10/ 29 Vol.148)
◇国際草の根交流センターのHPが更新しました◇
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東西冷戦構造が崩壊した今日の世界情勢の中で、日本が生き残り、また、世界の平和と安定に貢献していくためには、国際社会の中で多くの国の人々と親交を深め、信頼関係を築いていかなければなりません。
日米・日中の交流が不可欠なものという考えの下、小沢一郎は、自分自身のライフワークとして草の根レベルの国際交流活動を続けております。
そうした考えの下に日米交流促進の活動として1990年に「ジョン万次郎の会」を立ち上げ、皆様のご協力をいただいて1992年に財団法人ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流センターを設立いたしました。
今回、9月に開催されたコロラド大会の報告などをふまえ、国際草の根交流センターのHPが更新しました。
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つまり、問題は、この財団が小沢政治団体化しているのではないかということにあります。
国際草の根交流センター
http://www.manjiro.or.jp/menu.html
↑
金のかかっていなさそうなHPですが
小沢さんが「会長」であることも
誰が「理事長」であるのかも(実際は元外務省・インドネシア大使の渡辺泰造氏)
役員名簿からはすぐにわからない。
しかし、小沢さんの関連事務所や
秘書居宅と同居とか変な雰囲気です。
また
この(財)草の根・・・の事務所(602号室)には
謎の若い中国人女性2人が居住。
草の根交流なんで、留学生に提供した・・・は通じますが
大学卒業してからも住み続けるというのはなぜ?
それとも秘書に取り立てか・・・
デュオ・スカーラ赤坂602号は韓国人秘書
ラ・セーナ南青山502号は中国人秘書
の住居
で、あんまり、政治家が、若い外国女性と
草の根交流しないほうがいい。
こうなります。
↓
インド情報官、中国人女性との関係疑惑で本国召還
http://jp.epochtimes.com/jp/2007/10/html/d19996.html
(大紀元)
とにかく、謎の外国人秘書が多いのは何故だ・・
で草の根センターの所在部屋番号が毎月変わるのはなぜ?
↓
陸山会・政治資金収支報告書
平成17年分 定期公表
http://www.seijishikin.soumu.go.jp/S0230.asp
602号室から612号室で今はまた602号室。
詳しい方教えてください。
で小沢流なのか何なのか・・・
陳先生が、浜田和幸さんをピックアップされているので
そのまま拝借します。
↓
本日の国際情勢オチ
http://plaza.rakuten.co.jp/chinkokaiworld/diary/200710080003/
(陳胡痒さん)
▼本日(10月9日)の「ミヤネ屋」(よみうりTV)にて「テロ対策特措法」についてコメントします。アメリカ政府の狙いはどこにあるのか。核心に迫ります。ご覧下さい。(浜田和幸氏)
【抜粋】実は、海上自衛隊によるインド洋での給油、給水活動をアメリカ軍は表向き高く評価していますが、より深刻に日本から支援をしてもらいたいと期待しているのはアフガニスタンでのテロ掃討作戦なのです。イラク以上にアフガニスタン情勢が悪化しているからです。要は、民主党の小沢一郎代表が表明している国際治安支援活動こそ、ブッシュ政権が日本に最も望んでいるものに他なりません。その点、寝業師の小沢氏はアメリカのアキレス腱を巧みに突いているわけです。
先にアフガニスタンから副大統領が来日しましたが、その際にもアメリカ大使とともに日本の陸上自衛隊の派遣を強力に求めてきました。インド洋での給油に拘る日本政府ですが、アメリカは「もう十分な給油をしてもらった。イラク国内の油田開発も軌道に乗ってきた。次に必要なのはアフガニスタンの治安回復だ。こちらは国連のお墨付きもあるので、日本も参加しやすいはず」との思惑が強いようです。【以下略】
★事実なら、小沢民はなかなかどうして。
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確かに政治信念あっての何某か・・・というより
民主党の取る方向が、米民主党の流れなのでしょう。
浜田さんというのは、米保守系のイメージがありますが
どちらかというとネオリベで、米現政権には”結果”批判的。
で小沢さんはISAF派遣に言及したものだから
党内外で批判されますが
今回の寄稿は
「思いつきではない」
という趣旨もあるかもしれない。
↓
民主党の小沢代表が月刊誌に寄稿 国連決議に基づく活動参加に前向き
http://www.afpbb.com/article/politics/2295126/2223367
(AFP)
インド洋での海上自衛隊の給油活動継続に反対する民主党の小沢一郎(Ichiro Ozawa)代表は、9日発売の月刊誌「世界」に寄稿した論文で、アフガニスタンで活動する国際治安支援部隊(ISAF)など国連決議に基づく活動への自衛隊派遣に前向きな姿勢を示した。
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つまり、
給油継続には反対だがISAF派遣は目指す・・・・
という自論の再確認なわけですが
これは、米民主党深謀に合致する。
小沢さんの狸具合というのは、先のシーファー会談で発揮されましたが
冒頭の「ジョン万次郎ホイットフィールド(財)記念国際草の根交流センター」
という、極めて小沢さんの「個人」財団に近い組織を見てもわかります。
国際草の根交流センター
http://www.manjiro.or.jp/menu.html
理事長の渡部氏からして、外務省幹部でしたが
何より、在日米国大使館との関係・交流は深い。
推薦の言葉
http://www.manjiro.or.jp/foundation/recommend.html
(草の根)
お付き合いの言葉だけではないのは、
在日米大使館HPのリンクリストに掲載されている、
数少ない、民間組織の一つであることを見てもわかります。
だから、先日のシーファー会談で演出したような
攻撃的ジェスチャーは、小沢=狸の真骨頂であるかもしれません^^
でシーファーも保守本流と思われているようですが
この人は、本当の意味でビジネスマンです。
小沢さんというのは
あらゆる部分で慎重なようでいて
間抜けなボロがよくでる人だと思う。
策士、策に溺れる
そんな感じです。
米民主主流からすれば
ISAF参加で自衛隊員に犠牲者がでれば
日本の9条改正は遙かに遠のく・・・ぐらい理解しているでしょうから。
■無題
>(実際は元外務省・インドネシア大使の渡辺泰造氏)
外務省のOBが絡んでくるとODAのキックバックなんていう線もあるやも知れません。