岐阜放送局

2007年10月10日 19時56分更新

羽島市民病院 産科を休止へ

産科の医師不足が深刻になる中で、岐阜県の羽島市民病院は、今年12月から産科を休止することになりました。これは、10日開かれた羽島市民病院の運営について検討する委員会で決まったものです。
この中で、羽島市民病院に医師を派遣している岐阜大学医学部の教授は、産科の医師が全体で不足する中で複数の医師をそろえ安心して出産できる体制を整えるために、現在1人しかいない羽島市民病院の産科医を羽島市の隣の笠松町にある松波総合病院に集約する方針を示しました。この方針を受けて、羽島市民病院は、12月から産科を休止することになりましたが、婦人科の診療については、今後も継続するということです。