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麻生太郎氏:「何度でも戦う」 「文芸春秋」に手記

 「保守再生のため、もちろん何度でも戦う」。自民党の麻生太郎前幹事長が10日発売の月刊誌「文芸春秋」に手記を寄せ、「ポスト福田」への意欲を表明していることが9日、明らかになった。麻生氏は、党総裁選で敗れた福田康夫首相について「保守の思想、理念、哲学が違う」と指摘。新政権への協力要請を固辞した理由としている。

 また、福田首相を支持した小泉純一郎元首相に対して「靖国参拝問題でも対北朝鮮問題でも明らかに福田氏とは路線が違った小泉氏が、古い自民党の象徴たる8派連合の福田陣営に何の批判もなくエールを送ったとするなら、正直、失望を禁じ得ない」としている。

 そのうえで「良質な中道・保守層の政治への再生という時代の要請に応えることこそ、(総裁選で)197票を与えられた私の責務だ」と、決意を示した。【竹島一登】

毎日新聞 2007年10月9日 22時58分

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