2007年10月09日(火) |
新駅凍結前に商工会が申し入れ
栗東市に建設が予定されている新幹線新駅の問題は今月末までの決着が迫られていますが、栗東市商工会が関係6市にある商工団体の賛同を得て駅の必要性や財政負担の軽減を検証するよう、新駅の設置促進協議会に申し入れたことを発表しました。これは栗東市商工会が発表したものです。それによりますと栗東市商工会では県と関係する6市に対して新駅設置の基本協定を残した上で、地域活性化に本当に新幹線の駅が必要かどうか、民間企業からの投資を誘発する策などを講じて県や市の財政負担を軽減することはできないかどうかなどの検証を行うことを申し入れました。新駅建設を巡っては、県の財政不足などを理由に凍結を掲げる嘉田知事と促進を訴える栗東市などが対立し、今月末までに結論を出すことがJRとの間で取り決められています。申し入れには関係6市にある10の商工会や商工会議所が賛同しており、今月5日から9日にかけて促進協議会を組織する県と関係市の市長に提出したということです。 |