7月の参院選で民主党公認で初当選した姫井由美子参院議員(岡山選挙区)の知人で、元高校教諭の男性(41)と母親(62)=岡山市=が9日、記者会見し、姫井議員を有印私文書偽造・同行使容疑などで告訴したことを明らかにした。県警岡山西署が同日付で受理したという。
男性によると、姫井議員は06年3月、岡山市内で飲食店を経営するため、男性と母親に無断で母親名義の営業許可申請書などを作成、岡山市に提出したという。男性は05年2月ごろ、姫井議員から飲食店の共同経営を持ちかけられたが、申請書の提出については知らされなかったという。
民主党岡山県連の柚木道義幹事長は「内容を確認して対応を検討する」とコメントしている。
毎日新聞 2007年10月10日 9時41分