長谷邦夫の日記

2007-09-15 試験答案が

nagatani2007-09-15

専門学校から、試験答案の一部が送付されて

きました。あすにでも採点しよう。

京都国際マンガミュージアムからチラシと

ポスターが送られてきた。

マンガでよむ京都」<第一巻>戦国から幕末へ「サムライKYOTO

9月22日〜11月11日

併催・黒鉄ヒロシ新撰組原画&版画展

Aa Aa 『A先生が赤塚先生にエールだとか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070915-00000153-sph-ent』

nagatani nagatani 『杉並のミュージアムですね。』

2007-09-14 『ガラスの仮面』のニュース

●「西日本新聞」より

(前略)〜 漫画は「紅天女」を具体的に描く章に入ってから連載が滞りがちになる。そんなときに能面研究家の故・中村保雄さんに会った。美内さんは「紅天女」の構想を話した。すると彼はこう言ったという。

 「それは典型的な古典能になるよ」

 □□

 中村さんは96年に死去。その10年後となる昨年、梅若六郎さんの手によって「紅天女」が新作能として実現した。美内さんは監修者だ。10月12日にはこの新作能福岡市博物館前庭の人工池に特設される水上舞台で上演される。美内さんはこれを楽しみにしているのだ。これまで東京などで上演された「紅天女」は屋内だったが、今回は屋外。とりわけ水上での上演に意義があるらしい。

 「紅天女」は千年の梅の木の精。これを仏師が天女像を彫るために切ろうとするが、そのときに呪文を梅若さんが唱える。美内さんによると、それは弁財天のマントラなのである。

 「弁財天は芸能の神様であり、インドの水の神様福岡では水の上でやるからぴったりなわけなんです。もちろん、そういうことを知らなくてもきっと幻想的な舞台になるでしょう」

 漫画の世界から生まれた新作能。逆にこの新作能が今後、漫画にも反映されるに違いない。彼女の中で曖昧あいまい)だった「紅天女」のイメージが、新作能に刺激され、明確になりつつある。

 「紅天女地球の大地の神様、と思うようになった。30年かけて描いているうちに地球環境問題が注目されるようになったことも関係するのかもしれない」

 気になる結末だが、最後の場面は20年ぐらい前にはできている。

 「構図もセリフも決まっていてノートにはもう書いてあります。問題はそこまでの過程なんです。例えれば、新幹線博多まで行くのは分かっているんだけど、途中、静岡辺りで落雷にあったり、別な駅で脱線事故に遭ったりしてうろうろしている状態なんですね」

 漫画は来夏、蜷川幸雄さん演出の音楽劇にもなる。現実舞台に影響を及ぼしながら、少しずつ終着駅に近づいているようだ。

 (内門博)

ミュージカルの構成も気になる。

 といってもぼくはこのマンガにくわしいわけではない。

 しかし、天女の舞を現実に見てみたいものです。

2007-09-13 ネットのマンガ著作権侵害

●こんなニュースがありました。

■ 漫画を無断でインターネット上のウェブサイトに掲載され、著作権を侵害されたとして、永井豪さん、ちばてつやさんら漫画家11人がサイトの管理者らを相手に計2050万円の損害賠償を求めた訴訟判決で、東京地裁は13日、計約2030万円の支払いを命じた。

 著作権侵害事実については争いがないため、設楽隆一裁判長サイト上での漫画の閲覧数から漫画家ごとの損害額を算定。1人については、請求を一部認めなかった。残り10人は全額を認容した。

 判決によると、管理者2人は2005年9月から06年1月にかけ、永井さんの「デビルマン」やちばさんの「あしたのジョー」などの単行本を1ページずつばらしてスキャナーで読み取り、サイトに無断で掲載した。

 2人は著作権法違反罪に問われ、福岡地裁が昨年5月、有罪判決を言い渡し、確定している。 

[時事通信社2007年09月13日 17時10分]

★「石ノ森萬画館女性スタッフのかたから、催し物の

チラシ2点と、お便りが。

館は来年創立7年!そして石ノ森の生誕70年!を記念した

イベント企画を考えているところだそうです。

何かお役に立てることがあれば、何なりと申し付けて欲しい

とのご返事を出した。

専門学校2年マンガ・コースの課題提出原稿を読み

コメントを付けた。

Aa Aa 『F先生もですが、石森さんが生きてらしたら、まんが界は今どうなっているでしょうね。』

nagatani nagatani 『>石ノ森
生きていたら009の最終回への道筋で
苦しんでいるか。(笑)
そこから逃げて、新作で失敗大作を描いているか。
挑戦は続けていたと思います。

それとも「時代劇」か。
これが、案外いいんですよね。

マンガ界を動かす〜ということは無いというか
マンガジャパンでなにかもうひとつやったかも
知れませんがね。』

2007-09-12 ありゃりゃ〜

●ミクシイをのぞいていたら、安倍さん辞めちゃった〜と。

TV点けてみたら、辞任会見をしていた。

閣内からも見限られているという「日刊ゲンダイ」記事が

あながちホラではなかったんだ。

孤立した結果であろう。誰も支えようとしなかったのだな。

★「ビランジ」20号到着。

いつも有難う御座います。

首相が辞意表明。ふと細川首相の終わり方を連想した。あのあとは羽田村山内閣だった。また総理大臣がころころ変わる時代、失われた十年になる悪寒。と思ったら株式新聞にこんな記事が。

まんだらけストップ高安倍首相の辞任報道を受け麻生関連銘柄に脚光」

 まんだらけ <2652> が5万円ストップ高の43万6000円まで上昇している。安倍首相の辞任報道を受け、後継首班の有力候補と目される麻生自民党幹事長の関連銘柄に物色が向かった。ブロッコリー <2706> やまんだらけ <2652> など萌(も)え関連のほか、麻生グループ麻生フオームクリート <1730> が高い。

マイミクのウッテイ・フランソワさんの日記から

一部貼らせていただきました。

永田電磁郎 永田電磁郎 『辞任の一報を聞いた直後、小学校の実験ボランティアへ。実験終了後、教員に辞任の話をしたら
次は麻生さんかな、などと何やらごにょごにょ言っておりましたが、ローゼン閣下という異名はご存知なかった御様子。まんだらけ買っておいたらよかったかな。』

情苦 情苦 『麻生さんは、ネタだったからよかったのに・・・。
それにしても、安倍総理。目が死んでました(汗』

nagatani nagatani 『>ローゼン閣下
もし首相になりせば、少女マンガ内閣総理大臣賞を
設定せよ!
>目が
目が死んでるとマンガも駄目ですよね。
ヘバンゲリヲン・新政治劇場版〜辞…
小泉劇場版〜再?』

2007-09-11 雨に濡れて、宇都宮へ

イラスト・コース1年。インストラクション済みの

課題原稿を返却し、新しい課題提出。

午後はマンガ2年。ミニ課題だが、試験直前・他の

課題制作などで、ぼくの課題提出者は少数。夏休み

前の課題は良く出してきていたのに。

キャンディ問題で、ぼくが水木杏子さんを誹謗・中傷

している!!という、嘘っぱちを書くイソノ某が

鈴木めぐみさんサイトにも再度書き込んでいた。

人の発言を曲解したり、現場にも居なかったくせに

何もかも知っているようなデマを書き連ね、正義漢ぶる

小粒マッチポンプ

●いがらし資料館運営者から、キャンディ関係の絵の

展示をした〜というメールには、小生は怒りを感じ

絶対するべきではないというリメールをしてきた事実

再度ここに書いておこう。執拗に!(笑)

★こうしたことを、どのように捻じ曲げて、ぼくを

悪者に仕立てるでであろうか。ご苦労さまです。

先日、専門学校の事務長が受けたぼくへの中傷電話

理事長校長諸氏は一笑にふしていた。

これも再度書いておきますね。

★同一人物ではないことを願うばかりだ。

「大物」は、日常的にこうした中傷行為にさらされて

いるらしいが、ぼくは「大物」じゃない、残念(笑)

中傷者ほど貧弱・小粒でもないですが…。(余計か)

●炎暑の季節がおわり、まもなくすがすがしい

秋空が見られるようになるでしょう。

人間の心もそうありたいですね。

北九州市マンガ情報

漫画を新たな産業に 09/05 19:17

宇宙戦艦ヤマト松本零士さんや、シティハンター北条司さんなど、数多くの著名な漫画家北九州市出身であることをご存知でしょうか。

漫画家の宝庫と呼ばれるこの地で、マンガアニメを新しい産業にしていこうと、市が動き出しています。

誰もが一度は聞いたことのあるこの曲。

北九州市出身の漫画家松本零士さんの代表作宇宙戦艦ヤマトのオープニングソングです。

先日、北九州市で、マンガを通して日本韓国の交流を深めようと、「日韓まんがフェスティバル」が開かれました。

マンガフェスティバル北九州市で開かれたのには理由があります。

宇宙戦艦ヤマト銀河鉄道999松本零士さんのほかにも、シティハンター北条司さんや、わたせせいぞうさん、畑中純さんも、北九州市出身です。

多くの漫画家を輩出してきた北九州市漫画ミュージアムなどを建設して漫画文化の発信拠点にしようという計画ももちあがっています。

この漫画文化をベースに、北九州市アニメーションの製作拠点にしたいという動きもでています。

子どもから大人までパソコンに向き合っています。

ウェブアニメと呼ばれる新しいアニメ作りに挑戦しているのです。

フラッシュと呼ばれる専用ソフトを使うと、誰でも簡単にアニメを製作することができるのです。

北九州市に本部を置く、アジアアニメーション産業組織体によると、北九州地区には、プロ・アマを含めておよそ800人の漫画家がいるということで、全国平均にくらべると漫画家の比率が1.5倍も高いということです。

この漫画好きともいえる土壌を活かして、北九州市アニメクリエイターの拠点にしたいとの構想もあります。

漫画アニメには言葉の壁が無く、日本の製作レベルは世界的に高く評価されています。

北九州市はまず、漫画アニメに触れやすい環境を整え、将来一つの産業に育て上げたいと期待しています。

●↑宮本大人さんから教えていただきました。

★★鈴木めぐみさんサイトに「通りすがり」氏が

長谷デタラメなやつだ、大学で問題になっているらしいぞ云々なろ

書き込みを行っていました。

大学では全く問題になっておりません。

問題があるのでしたら、その事実をここに公開して下さい。

大学側と話し合いますよ。

学生はバカじゃないぞ〜などとも。

どういうことでしょうか。理解に苦しむカキコでした。

何の根拠もなく、こうしたことを書き込むのがデタラメ

先生はバカじゃないぞ〜ですかね(笑)

じんじんさん じんじんさん 『北九州の試みは、杉並アニメーションミュージアムとも似た試みなのかな・・・ウチの娘みたいにいりびたっている子供は少ないみたいだけど、そこから漫画家やアニメーターが生まれるチャンスにもなるかもしれませんね。
そういえばリヨンの本屋で「まんがの描き方」の本を見ました。1冊じゃなくて5冊くらいのセットになってた。フランス語だけどイラストとかを見れば何を解説しようとしているかはわかりそう。閉店間際で詳しく見られなかったけど・・・』

Aa Aa 『先生、そういう頭のおかしい方は何を言っても無駄です。
それより水木先生はどこまでご存知なんでしょうか。』

nagatani nagatani 『>じんじん様
北九州のTVニュース画像を見ると、杉並の例より
スケールが大きく感じます。
ただ、行政がアニメ産業を育てたい、マンガ館を
作りたい〜としても、それを具体化するにはマン
ガの現場に詳しい民間の経験者なり、組織者、
ソフト面のサポートなどをバランスよくまとめ
あげられる機関作りがまず必要でしょうね。

行政が宮本さんのような公正で力の有る方に
ひとつの見取り図を描いて(書いて)もらい
そこから、予算スケールや企画の煮詰めや
行政と民間の力の「回路」を具体的に探る
必要がありそうです。

おたがいバラバラで進めていると、イメージ作りの
段階でゴッチャになってしまう危険性があると思う
なあ。

先日の漫画史研究会パーティでトンカムの
鵜野さんにお会いした。ミクシイにも、
当社のコミックはフランス全土で買えるとの
ことでした。
書店で見つけにくいことはあるでしょうが…
ということです。

ハウツー本ね。絵はフランスの方ということか。
1〜2冊見てみたいね。まあ、こうしたものは
どれも似たりよったりですが、どこかに、その
国独特の絵画観や伝統的な考えが、説明図を
通して現れていることが多いんだ。』

nagatani nagatani 『>水木杏子先生。
冷静に事態を見守っておられるはずです。
HPからの情報しか、当方には知りうることは
無いのですが。

最高裁判決の示すことをふまえて、マンガ学会の
著作権部会はキャンデイ問題の分析・研究をおこ
なっているはずです。
それにさえ、あらぬ悪口を書き連ね、デマと中傷
を繰り返す某氏。つまり解決へ向かうよりは、騒ぎ
を拡大して喜ぶという行為です。

学会事務局へアクセスし、著作権部会の例会などに
ゲスト参加して、御自分の意見なり分析を述べるの
も可能なはずです。
会は<開かれた>ものでもあると、ぼくは考える。
陰湿・卑劣な行為の繰り返しからは、何も良い
結果は生まれませんね。』

sasagiri sasagiri 『先生のご心痛の種を増やすのは本意ではないのですが、
倉敷のいがらし資料館?の経営者がブログ上で、
先生に対する誹謗とも取れる発言をなさっております。

先生が教鞭を執っておられる各学校の名誉にも
関わる問題なので、何らかの対処をなさった方がよろし

いのでは。

http://seiko-m.jugem.jp/?eid=53』

nagatani nagatani 『>心痛の種
ぼくに対する誹謗ですか?
あまり興味がありません。以前、展示を行うような
メールはいただきました。
でも最高裁判決で負けたかたちになって
水木先生を無視で展示はなさらぬよう
リメールをしました。

水木先生のHPでは、やはり訴えたということで
予想した結果であったと思います。
展示は取り下げられたので、水木先生はそれ以上
の処置などはとられなかったような報告がされて
いたと思います。

こうしたことをもってみても、ぼくが水木先生を
誹謗したなどというイソノ某のカキコがデタラメ
であることが推測できるはずです。

イソノ某は、ぼくがいがらし側の行為を
「漫画著作権の正等な行為」だとして支持して
いるなどというデマを振りまいています。

ぼくはどちらの回し者でもありませんし味方でも
ないことは、すでに明白でしょう。
<誰かを悪者にして、自分だけが良い子>に
なろうとしている。実に悲しい出来事です。
こんなことで大学側がぼくに対してクレームを
付けるとも思えません。
そのような誤解に対処できないような学園でしたら
ぼくは何の魅力もありませんよ。辞めることなど
何とも思っていません。

ぼくの講義では著作権についても当然時間を
割いておりますし、ぼくのパロディ創作は
70年代から堂々と行ってきましたし、刊行され
再刊もされていますが、一切の問題を起こして
おりません。この実績をみていただけば、ぼくが
著作権に対し、きちんと考え行動してきたことを
ご理解いただけると信じています。

ただ、人間ですからミスが100%無いとは
思いません。なにか、そうしたことがあるのなら
ぼくにまず正確に教えていただきたいと思います。
改める必要があれば改める気持ちも持っているの
です。

しかし、いやがらせ電話を学校にするとか、
匿名でデタラメを一方的に書き込んだうえでの
<いかにも正しい>論には、ぼくは興味もあり
ません。

あなたにはご心配をお掛けし、申し訳ありません。
情報を下さったことにも御礼申し上げます。
ブログ上でぼくを誹謗する時間があったら、
水木先生と「和解」への道筋をたてるため
先生へのお願いなどを考慮する時間を持たれた
ほうが、ずっといいのではないでしょうか。

判決の重みをしっかり受け止めることが
どんな理由があろうとも、まず必要かと感じます。
日本は法治国家ですからね。
ぼくのことは<放置>してです(笑)』