長谷邦夫の日記

2007-09-05 「新・宇都宮文学」

専門学校で5時より、小説コースの講師・教官が集まり

校長先生から。懸案の「新・宇都宮文学」の創刊について

正式に説明があった。

★創刊時期は平成20年1月を決定。

見本本が示されたが、ページ数などは、今後に決める。

本日は、掲載内容はこんなものを基本としたいという

素案の説明。

編集長役は山崎行太郎氏に決定。長役は1号ごとに各先生

担当する。その順番は未定。

とりあえず、1年・2年生の全員の作品を掲載し、

他に、企画ページに栃木を主題とした連載シリーズなど

2本をやりたいという校長先生からの要望があった。

●生徒の作品は、2年生が長めのものを、1年生は短編

そして、山崎編集長の案で、1名に中篇クラスの長い作品を

書いてもらい2年生の成果をアピールする〜という案が出た。

賛成である。学校側の予算枠もまだ完全に決定したわけでは

ないようだが、64ページ以上は間違いなく使用していこう

ということだった。80ページ近くだと、週刊誌サイズなので

かなりの原稿枚数が許される。

★印刷会社への入稿時期・校正期間などを詰めることも

含めて、全体ページ数を確定していくということになった。

●打ち合わせのあと夕食会だったが、ぼくだけ校長先生

呼ばれて教務の面接室へ行ったら事務長も見えて、実は

今日、<ぼくに侮辱されたという女性から電話があり

事務長が電話を受けた>!ということであった。????

何の理由かお聞きすると、『キャンディキャンディ』の

いがらしさん問題にからんでの、ぼくへのクレームだった。

キャンディ最高裁判決や、京都精華大学マンガ文化研究所

主催した、いがらしさんから事情をお聞きし、その件での

著作権行使についての、研究会があったことを説明した。

クレームを付けてきた女性は名前も名乗らず、他の大学へも

電話する〜といったこともしゃべったらしい。

この件で理事長に報告もされたとのこと。

理事長は「放っておけばよい」とのご返事だったという。

さすが理事長。ぼくが未知の女性を、著作権問題で侮辱するなど

有り得ないというご判断であったと思う。

●ぼくに何らかのクレームがあるなら、きちんと名乗り

それこそ校長や事務長の前で、しっかり表明してほしい。

ぼくは逃げませんよ。同席しますよ。(笑)

大垣名古屋関係校へも電話とか??もし事実なら、かなり笑えますね。

ぼくって信用が厚いんですよ。それこそ、今日電話事件で、ぼくは学校側に

信用がさらに増したと感じています。

校長先生に、これまでのぼくのブログも読んでいただけましたし。

●念のため繰り返しますが、ぼくは、(キャンディの)マンガ家原作者

どちらの味方でもなく、敵でもありません。

作品のファンの皆様のために、是非和解して欲しいというのが

ぼくのスタンスなのです!!

著作権行使は個人個人の権利ですので、上記のことに関しては

ぼくの「願い」だけに終わってしまうのかも知れません。

★確かに作品の著作権は個人個人が持つわけですが、

マンガ作品は多くの「読者」のために存在しているという

謙虚さを作者は持っていたいと考えるぼくです。

●秘蔵されたり、個人鑑賞のみとか、仲間内だけの『作品』って

それも可能でしょうが…マンガがそれでは余りにも可哀相です。

■食事会のあと、山崎生野先生と、パルコ裏の酒場で

軽く飲み、帰宅した。

Aa Aa 『『キャンディ』といえば昨年かおととしにも
このブログにわけわかんない書き込みがありましたよね。
当人のHPには「セカンド・レイプ」とまでありました。
水木先生のファンの方なんでしょうか。』

nagatani nagatani 『あれもさっぱり分かりません。』

2007-09-04 宇都宮アート&スポーツ専門学校講義へ

イラスト・コース1年とマンガ2年の計5時間。

もっぱら作品制作の時間であった。

2年は、こちらのミニ課題そっちのけで、投稿用

優先制作とか、てんでんバラバラ状態。

すぐ定期試験なので、特にうるさくはいわずに

見守る。

★『モスラ精神史』(小野俊太郎

とにかくこのタイトルが気に入ったので購入。

椙山女学園大学レポート読みを少し。

小西昌幸さんより「創世ホール通信」が。

<文化ジャーナル>での、連載インタビュー

14回で無事終了。

ぼくにとっての貴重な記憶を、このようなカタチで

残せたことが嬉しい。

小西さん有難う御座いました!!

2007-09-03 『初恋物語』

nagatani2007-09-03

●今朝は宇都宮専門学校へ。

メトロポリス』後半の鑑賞。マンガアニメ

の2コース合併。「マンガ知識」も。

午後はイラスト・コース。

★『初恋物語』(青柳裕介・チクマ秀版)が

昨日、送られてきていた。

彼の初期作品である。奥様の小文も掲載されて

いる。

赤田祐一さんからメール

現在飛鳥新社お仕事をなさっておられる。

ぼくあての郵便物が来ているので、現住所を。

〜ということであった。

かつて「日刊アスカ」で、同社に1年近く

仕事をしたのであるが…いまどきどうして?

なんかパレスチナ関係のものらしい。

さて??なんであろうか。

2007-09-02 不愉快な小文が〜

いがらしゆみこさんの台湾での活動に対して下記のような

コメントをされておられる方が居ます。

チャリティ精神溢れるいがらしセンセーは、甜甜ちゃんの球体関節人形の売り上げをどっかに寄付するんだそうですよ。例によってチャリティの収支報告はしないんでしょうけど☆

一連のイベントに関しては、ノーテンキに楽しんでる人の方が多いみたいだけど、「抗議! 不要改甜甜結局!五十嵐小姐可否放過甜甜!」と、真面目に怒っている人もいて、ちょっと安心しました。

「《小甜甜》原著作者・五十嵐優美子」が台湾のブックフェアにまねかれた際のインタビューでは、「新小甜甜Lady Lady」の商品化を発表。 「台湾で先行してプロジェクト発表したのは、台湾の愛読者の皆さんと一緒にプロットを考えていきたいから」とコメントしておられます。そーだよね、いが先生、自分ひとりじゃお話作れないもんね〜。

・・・ま、なんつーか、コレでまた東映アニメ再公開が遠くなりましたな。

長谷邦夫センセーや日本マンガ学会著作権部会のお歴々にとっては、いがらし先生のこういう海外活動も、「漫画家の正当な権利」なんでしょ〜ね、きっと☆

はっきり表明しておきますが

ぼくはいがらしさんの行動を

漫画家の正等な権利」である

などと表明したことは一切無い!

ことを、再度ここで申し上げて

おきます。★このような嫌がらせが、

原作者漫画家トラブル

更に深めているのは明らか!!

★ぼくは、お二人が「和解

すべきであると、繰り返し

表明してきております。

トラブルを拡大しよう、それで

喜ぼう〜という貧弱な精神には

何の関心もありません!!

椙山女学園大学「集中講義」<現代風俗文化論>の

レポート採点を始めた。

ウイキペディア参考のものが多いのには、ちょっと

辟易する。講義のとき、このやりかただと昔の

カンニングペーパーを読まされているような気分だ。

自分の<感じた><体験した><年上の方からの体験>

などが重要と述べているが…。

いい点は取れない!と宣言しているのに、結局頼って

しまっている。簡単なフィールドワークが出来ていない。

Aa Aa 『いがらし先生ってどうしてああも不可解なことを繰り返すのでしょうね。
ヤマトの西崎さんと同種族なのかも。』

nagatani nagatani 『>不可解
台湾でキャンディとそっくりなキャラで…
ご商売。困った〜というか、懲りない行為。
それをぼくが支持でもしているかのように
言いふらす「マッチポンプ」イソノ某。

原作者から頭なでなでしてもらいたいの
でしょうかね。
ぼくの意見表明は随分と前にしている。

資料館みたいなところで、絵を展示した方からの
メールにも、辞めるべきだ!なぜ、それが理解
出来ていないのか!とご意見を差し上げた。
これはすでに訴えられ、結局わびています。
原作者は、それ以上に突っ込むこともなかった
ようで…。
それなのに、また気になるような展示や商売を
始めているようです。もうビョーキ的ですね。

原作者と漫画家の<連載>条件など、業界の
慣例だけで、しっかりした取り決めが無かった
漫画出版界〜。こうしたことが二度と怒らぬような
新しい契約書のフォーマット作りの素案などが
著作権研究者らによって、漫画界に提案されても
いい時代だと思いますね。』

ブイ ブイ 『美術館が始めた、気になるような展示や商売と言うのは何ですか?
詳しく教えて下さい。』

nagatani nagatani 『>ブイ様
小生には、細部については全く分かりません。
http://sekichiku.freehosting.net/cc/candy_ladylady.htm

イソノ武威さんというかたが、鈴木めぐみさんの
漫画情報掲示板に報告されていあるURLです。

★小生は<貴重な情報>として、評価したいと
考えていますが、イソノさんは、小生や日本
マンガ学会著作権部会は、いがらしさんの行為は
「漫画著作権の正等な権利」だと支持しているかの
ように書かれています。

信じられないホラというか、デタラメの一文です。
せっかくの情報が、これではこちら側から支持
するわけにもいきません。』

Ai Ai 『倉敷のいがらしゆみこ美術館が、台湾で美術館やグッズ販売を始めたと言う事ですか?先生はそこのオーナーをご存知のご様子ですが、台湾での営業についてもっと詳しく教えて下さい。』

nagatani nagatani 『Ai様
小生は台湾のオーナーなど、全く知りません。
イソノさんの情報を読んだだけです。

ぼくは、貴重な情報かと考えます。しかし、
イソノさんはぼくや、日本マンガ学会著作権
部会について、あらぬデタラメをお書きに
なっています。
それで、これ以上はこの情報に深入りしない
ことにしました。残念です。』

2007-09-01 BL系マンガ到着

nagatani2007-09-01

●二冊、毛色の異なる作品を購入してみた。

『狂ひもえせず』(まんだ林檎・竹書房

ファインダーの標的』(まねあやの

リブレ出版)。

休日なので、何もせず。

夏のマイアナス体調を、取り戻す気分。

別に猛暑時、どこか不調というわけでは

なかったが…。老体だ、慎重にね。

椙山女学園大学から、集中講義

レポートが早くも到着。

あすから少し読んでいこう。

●フェーマススクールズより、創立40

周年記念のお菓子・高給カステラが届く。

創立に携わった丸山昭さんに誘われて、

第一期生になった。

そして、後に「マンガ・コース」の立ち上げに

テキスト制作をお手伝いする。そのためインス

トラクターとなった。その関係で、現在でも

自由課題でたまに送られてくるマンガのインス

トラクターを務めているのである。

 実に長いおつきあいになる。

夜食家内と近所の中華レストランで。

出るときは霧雨だったが、帰途は止んで

いる。公園ではさかんに虫すだく。

Aa Aa 『せんせ〜、以下にコメントを。
http://www.style.fm/as/05_column/haraguchi300_24.shtml
奥様の具合はいかがですか。いまも食事に制限アリですか。』

nagatani nagatani 『アニメ「祭りだワッショイ」については、細かく知らないんです。
スタジオゼロ制作ですね。ぼくが超多忙時代で、画像も断片的にしか見ていないと思いますね。
ヒット歌謡曲に絵をつけた企画でした。

こんど、杉並区のアニメ館で公開されます。
館長さんが鈴木伸一氏なんで、ゼロの総代表だったわけですから、細部はA先生とのトークで語られることでしょう。

ぼくは、このゼロが解散し、そのスタッフの一部がフジオプロ傘下というかたちで「フジアート」として活動したときに制作した?ような記憶を持っていました。多分、勘違いでしょう。

>家内
入院後に反省はさっぱり見られませんね。
今日の「朝日新聞」一面を、机の上に置いて
おきますかね。
糖尿はアルツハイマーを起こす、大きな原因の
ひとつだという記事…。』