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仁川空港で倒れたトルコ人、救急措置が遅れ死亡

 8日正午ごろ、仁川空港旅客ターミナル1階の入国審査場手荷物受取所近くで、トルコ航空機でイスタンブールから到着したトルコ人男性(48)が荷物を待っている途中に突然倒れた。男性は救急措置が遅れ、死亡した。

 救急隊は午後0時4分ごろに通報を受け、緊急出動したが、入国審査場の入り口で警備員が「入国審査場への逆進入はできない」と阻止。このため、救助隊員は別の入り口から同11分に現場に到着した。

 救急関係者は「倒れてから救急隊が到着するまで11分ほどの間、入国審査場の誰も、心配蘇生術などの応急措置を施さなかったようだ」と話した。男性は仁川空港医療センター経由で仁荷大病院に移送されたが、結局死亡した。

 仁荷大病院の関係者は「心臓の異常で突然倒れた患者は5分以内に応急措置が施されるかどうかで生死が分かれる。措置が遅れたことが残念だ」と述べた。

キム・ジェゴン記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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