(cache) 中国食品はもう安全か？博士の独り言

中国食品はもう安全か？

2007/08/06(月) 19:39:51 [中国の安全な品々]

ランキング（政治）に参加中

本当に「中国食品」は安全か？

食品安全で日中が協議
　【北京6日時事】中国の輸出食品の安全性に対する懸念が高まる中、日中両国政府の事務レベル協議が6日、北京で開かれた。日本側は、中国の安全管理、検査体制を改めて確認するとともに、日本国内での関心の高まりを伝える方針。協議は、先月20日に開かれた「輸入品の安全確保に関する緊急官民合同会議」を受けて、中国側に開催を申し入れた。厚生労働省は、日本側から具体的な要求を提起することはないとしている。時事通信 8月6日付記事より参照引用/写真は「＜中国食品＞「安全性に問題はない」と当局が確認、農水産物の検査合格率は90％上回る―中国」Record Chinaより引用

----------

「具体的な要求」こそ省庁の仕事

　「中国」の輸出食品に関する、日中両国の事務レベル級の協議が行われたそうだ。日本政府から開催を求め、「中国」がそれに応じた会議であり、安全に対する要求事項、要望を積極的に提示する絶好の機会であった。だが、『日本側は、中国の安全管理、検査体制を改めて確認するとともに、日本国内での関心の高まりを伝える方針』にもとづく、どちらかといえば、消極的な会議となった。

　「中国」の『安全管理、検査体制』は大丈夫ですね、と尋ねれば、実態はどうあれ、「中国」側は「大丈夫」と云うだろう。同協議開催のタイミングに合わせるかのように、屈中メディアの共同通信は、その「中国」を支援するアリバイ記事ともいうべき情報配信を行っている。

　云く、『【北京＝共同】5日の新華社電によると、中国の主要都市で今年1―3月期に行った野菜の残留農薬の検査で、7.2％が不合格となった。国家食品薬品監督管理局幹部は「食品の安全性をめぐる情勢は多少好転しているが、依然厳しい」と指摘した』と。

　また、『検査では、豚肉の残留薬剤などは98％以上が合格基準を満たしたが、水産物の抗菌剤マラカイトグリーンについては10.5％が不合格だった』と記し、どうだ、「中国」はきちんと検査を行っているではないか、と云わんばかりの記事を配信している。これまでも、こうした態度にはぐらかされて来ている。

　こうした「中国」の一連の対応に「はい、はい」とうなずき、「そうですか、それじゃ宜しくお願いします」で終わってはならないのである。曲がりなりにも、日本国民の安全と健康を守るべき使命と役割りを持つ省庁は、議題を掘り下げて「中国」の「検査基準」の数値を厳正に問うなり、「検査」の具体的なデータの提供を求めるべきではないのか。
----------

「中国」食材の根本的な問題

　日本は、「中国」の生鮮野菜に対し、新残留農薬の数値基準であるポジティブリスト制度を設け、ようやく水際で「毒菜」の移入をある程度防御する体制に入ったが、輸入する「中国」の食材の汚染、毒性の問題は根本的な解決を見せていない。輸入取引のレベルで話は終わらず、「中国」の食材の汚染、危険性は、「環境問題」の一環としてとらえれば判りやすい。

　　小ブログでは、これまで、中共（中国共産党）政府が引き起こしている「環境政策の不備」によって広がっている「中共の汚水サイクル」について言及して来た。昨年（2006年）の中共（建設部）の公表によれば、全土の河川の90％が重度の汚染。その汚染は、ほぼ全域（278都市）にわたる。いわゆる「下水処理施設」が都市のほとんどで不備なのだ。

　その状況の中で、湖や河川の上流域で、生活廃水や工業廃水を「川」にそのまま棄てる。広大な畜産場の排水も然りである。そして、その下流域で汚染された「水」をくみ上げて上水道として使い、再び廃水を「川」に棄てる。つまり、河川の水が海に達するまでの間に、この「下水処理施設の不備」のサイクルが幾重にも重なるために、水の「汚染」が途方もなく濃縮されている。

　このように汚染された水が、途中、また途中で「農業用水」としてくみ上げられ、耕地に使用されれば、耕作地にも廃物や重金属で蓄積される。ゆえに、全耕地の10パーセント（実際は、それ以上に広がっているものと思われる）が「重金属」汚染に悩まされているのである。それに追い討ちをかけるように、大気汚染から降り注ぐ「酸性雨」が、「中国」の耕地から「農地」たる資質を奪っている。

　これら一連の「環境汚染」下で収穫した野菜や川、海の魚介類は、それ自体が汚染されており、「検査」以前の問題として、考え合わせなければならない深刻な要素である。「中国」は環境対策に資力を投入する姿勢は見せてはいるが、しかし、「チャイナカード」のイメージ作りの意味合いから脱していない。不買を広げるしかない。
----------

【筆者記】

　夏休みで帰国した筆者の弟が、昨年に引き続き、「日本の八百屋さん」に並ぶ「中国野菜」の割合を調べ始めた。概況は、店舗によって個別差があり、また、多少減少して来てはいるが、「中国」の野菜は、未だに幅を利かせているそうだ。いずれ、実態レポートを「博士のランダムノート」に紹介するそうだ。何らかのご参考としていただければ幸い。
----------

　読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有難く思います。拙い記事に対し、有志のみなさまより、内容を的確にフォローいただくコメント、身を案じてくださるコメントに感謝します。

　一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。共に闘ってくださるみなさまに心より感謝します。反日勢力と闘い、世界に「日本」を正しく伝えるＮＰＯ設立に向けた申請準備を進めています。応援してください。

　国民の手で日本を取り戻しましょう！
---------- ----------
【↓日本に「食害」を持ち込むな！と思われる方はクリックを！】

Permalink | Comment: 14 | Trackback: 10

« 大英博物館に質問状 | ホーム | TBS「不二家報道」に結論 »

Comment

気象庁の衛星画像で見ると
　気象庁の衛星画像を見ると　いつでも中国近海は　白っぽく見えている。大陸沿岸の海の汚染の所為なのか　薄雲や大気汚染の為なのかまでは　判別できないが　兎に角、何時でも　白っぽく映っている。
　
　１３億の人口は　日本の１０倍以上である。いつの間にか１００万都市が１００以上出来ている。それらの人間が　今の日本並みの環境対策を採ったとしても　単純に１０倍の　大気や水の汚染を生じる。まして　環境対策は　日本の昭和２０～３０年代並であろう。都市部では　洗剤を多量に使い出し、トイレも水洗化が進みつつあるだろうが　下水道の完備しない所では　全部河川に流すのだ。そして　下流では　その水を　飲用や農業用に使っている。
　自動車産業でも　５０対５０の資本比率で日本や欧米の進んだ環境対策技術が導入されているにも係わらず、中国メーカーの車は　排ガス設備などを簡略化して　ほとんど同じ外観の外国車より　「　より安く　」して　むしろ良く売れているそうである。

　「団ボール肉万」事件は　報道のとおりＴＶ局のヤラセだったのか　あるいは事実すぎたので　慌てて　「ヤラセ」と云う事にして事態の沈静化を図ったのか　知りようも無いが　日本人を憎み尽くしている連中に大切な「　食糧　」を委ねるのは　如何かと思う。

　「　人に良い　」と書いて　「　食　」だそうです。

2007/08/06(月) 22:13:32 | URL | ミナミ北朝鮮

信じてはいけない
欺瞞や虚偽を秘匿した懐柔、さらには恫喝が中共の常套手段。どんなに甘言を弄してこようが、絶対に信用してはならない国家です。自分たちが世界の中心であり絶対存在であるから、自己利益のために他者がどうなろうが知った事ではないというのが中華思想の本質。我が国の腰抜け省庁が何と言おうが、中国産の物はすべて危ないと思ったほうが良い。信頼できる物を買うために多少出費が増え苦労しても、やっかいな病気になるよりましですよ

2007/08/06(月) 22:16:31 | URL | 回天

近所に産直市があります。
開店と同時に入店したら、生産者のかたが直接棚に野菜や果物を並べておられ、ああ、この店は安心だとほっとします。
こういう店がどんどん増えればいいのに。

2007/08/06(月) 23:03:39 | URL | 桃太郎

反日ブログにて
きっこのブログで
「あなたは現在のアベ政権を支持しますか？支持しませんか？」
ってのやってます。
「投票が３万人を超えたら集計しようと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。」とのこと
面白いから「支持する」に入れ倒してあげて下さい！
このままだと、自民クソミンスマンセーしだすから。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/08/post_b870.html
半々だったら、ＹＥＳの奴らを罵倒するのかwwww。

2007/08/07(火) 00:00:03 | URL | エルバン

何故、輸入を中国に頼るのでしょうか？

もっと親日国家で、法治国家で、安心して輸入できる国がたくさんあると思うのですが？

その国々から食料を輸入すれば良いのでは？もちろん、自国での自給率を増やしていくことが、ベストだと思いますけど・・・。

2007/08/07(火) 00:21:40 | URL | 花

中国野菜を写真表示して！
博士様、
そして弟様、残暑厳しい中、町へ出て、八百屋、スーパーを調べて下さいまして、誠に有り難うございます。お疲れ様でした。是非どうかお願いします、中国野菜品目を一目で分かる様に、写真で表示して下さい！
CNNの経済ニュース,Lou Dobb's This Week で、Louが何度も指摘し、批判している様に、アメリカでは、シーフード以外は、リテイラーの圧力団体にアメリカ議会と政府が屈した結果、商品に原産地表示を義務づける法律が無いのです。だから私はスーパーへ行っても、どの野菜や肉が、中国輸入品なのか、分かりません。このサイトを読んだりして、ショウガを買うのはやめました。娘が、「ママ、この前、日本漢字じゃない漢字を沢山プリントしたダンボール箱から、職員が、この野菜を出して棚に並べていたの見たよ」と言ったのを参考に、買うのを止めた品目もあります。大根はカリフォルニア産なのか、中国輸入品なのか、知りたい。ゴボウは、日本漢字で、「青森県OO農協」の表示の有る長い箱に入ったまま棚に並べて在ったので買いましたが、ニセ表示で無い事を祈ります。何故なら以前は中国漢字をプリントした全く同じ形の箱に入っていましたから。

2007/08/07(火) 00:50:47 | URL | なずな

本当に「中国食品」は安全か？
動物にとっても植物にとっても水は命の源泉そのものです．その水を決定的に汚してしまふ支那からの食物の輸入は一旦全面的に禁止すべきではないか．
日本もかつては経済が環境に優先する状況にあったことがあり，あまり威張れないが，今の支那は規模においても程度においても過去の日本の何十倍の凄まじさで環境を破壊してゐる．このやうな行為が蛸が自らの脚を食ふ以上の愚かな行為であることを知らしめるべきである．日本の食料全面輸入禁止はその第一歩になると思ふ．

2007/08/07(火) 00:55:30 | URL | p-Vector

大英博物館が可愛く見えるほどの・・・
ものすごいプロパガンダが来ましたようです。

http://blogs.yahoo.co.jp/givingtree/34792551.html

それと、てっくさんのところがコレ報じてます。。。

2007/08/07(火) 04:55:54 | URL | 薄荷

弱みを握られているからなのか、はたまた米国のように業者からの陳情があるからなのか、知る由もないが、我国の政治家センセイやお役人たちの中国に対する弱腰ぶりには、ほとほと呆れてしまう。

「平和」大好きの左翼連中も支那からの輸入食材で多くの日本人の健康が、害され、戦争に因らずとも社会の平安が乱れる虞があるにも拘らず中国には、だんまりを決め込んでいる。

斯かる状況下では、自衛しか自分の健康を守る為には、外食はしない、加工食品は控える、産地表示が信用できる食材だけ使って自炊するしか方法は、ないでしょうね。（調味料の材料の来歴が今ひとつハッキリしないのが困るが）

外食する人が減ったら、いくらかは景気が悪化するのにね。

2007/08/07(火) 05:25:08 | URL | Ve

検査方法
博士様、いつもどうも有り難うございます。
また、弟様、暑さ厳しい折、お調べくださいまして
どうも有り難うございます。

輸入時の検査についてかなり疑問を持っています。
野菜からは離れますが、中国産の「カシミヤ100％」は実は2割で、中国側から提出されたサンプルを検査時に使用したことが明らかになったのは記憶に新しいですよね。

これは少なくとも相手が中国である以上、検査体制を
再構築すべきではないかと思っています。
信頼に足る国家かどうかを考えればすぐにわかること
のような気もするのですが…。

上記の件ではカシミア協会などが現地に赴き検査を
しているようですが、コストがかかるので最近は中国産カシミアを輸入ストップしているようです。

野菜は、税関での全頭？検査は鮮度その他から現実的
ではないかとも思いますが、それにしてもサンプル数を
増やしたりするなど、もう一度考えねばいけないのでは
ないかと…。

同時に国産増産に向けて、政府が有効な手だてを講じて欲しいと思います。

2007/08/07(火) 09:50:59 | URL | Maxi

古来より中国は
長江･黄河等、大河の恩恵を受けておきながら、それに感謝する事も無く、国外にさえも害悪を垂れ流す。

そろそろ大人になっては、どうですか？
阿中ｸﾝ...

2007/08/07(火) 10:23:28 | URL | 在野

中央官庁も、弁護士も、検察も、創価だらけ

検察官にも創価学会員が多いことを知りました。

東京東村山市で創価学会員に市議が殺された事件の担当検察官は、何と創価学会員！

見方だと思っていた検察官が、実は敵だった！

ちなみに、彼女は、東村山市のごみ収集委託契約がすべて創価学会関係の会社と結ばれていることを指摘した後に創価に殺された。

これが腐った日本の現実だ。

2007/08/07(火) 16:59:50 | URL | あだち

Post Comment

Trackback

トラックバックURLはこちら

米下院議員、中国をナチスのような全体主義国家と批判 　米国の下院議員が、中国をナチスのような全体主義国家と批判していました。TBSをソースとする2ちゃんねるより転電です。http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1186213576/l501 ：ぽこたん（・∀・）φ ★：2007/08/04(土) 16:46:16 ID:???0 米下院議員、北�

核兵器は時間をも破壊する　（抑止力について考える　その２） 中国は核ミサイルを持っていて、日本に照準を合わせてるのは周知の事実。

自由と繁栄の環　（抑止力について考える　その１） 麻生外相が提唱している「自由と繁栄の弧」戦略。いままでの外務省になかった国家戦略の宣言。

命の値段によって抑止効果は変わる　（抑止力について考える　その３） 核抑止力というけれど、とどのつまり核を打ったら報復核攻撃をうける、その被害が半端じゃないから止めておこう、というもの。

中国は野菜・食品だけが危険か 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真は広東省の九江大橋の崩壊現場【筆者記】各国で中国産品から次々と有害物質が見つかっている問題は世界の人々を恐怖のどん底に突き落としました。現在、世界の国々は中国側に食料品など中国製品に対する安全性への懸念を表明し、

人権抑止力戦略　（抑止力について考える　その５） 戦争をするためには、大義名分と自国民の支持が必要。特に民主国家ではそう。

中国の報道規制に欧米メディア怒りの反撃！か？ 日本（というより安倍さん）に対する海外メディアの風当たりの強さについては、これまで当ブログでも何度か取り上げてまいりました。

☆中国野菜☆秋種◆コウサイタイ◆紅菜苔【 紅菜苔　　 ←写真をクリックしてください。←蒔き時期、作り方、品種が←拡大になります。・中国食品はもう安全か？・支局長からの手紙：「安全・安心」の発信を願う／福井・薬品と医療器械の輸出管理を強化し、安全を確保・中国産野菜・中国毒野菜・8/12のにゅうす・トレ

博士の独り言

国際時事、特に日本をとりまくアジアのニュースに独自の視点からコメントを加えます。

中国食品はもう安全か？

Comment

Post Comment

Trackback

　国際時事、特に日本をとりまくアジアのニュースに独自の視点からコメントを加えます。