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光の「新東京タワー」出現に、住民の思い様々

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光の「新東京タワー」出現に、住民の思い様々
光の「新東京タワー」を撮影する人。(撮影:山本宏樹、10月6日)
【PJ 2007年10月07日】− 2008年度に着工予定の「新東京タワー」(墨田区・610メートル)の高さを実感しようと、9本のサーチライトでタワーを映し出す「光タワープロジェクト」が6日夜、建設予定地で行われた。午後8時から午後10時30分の間、青色の“光のタワー”が出現。現在の東京タワー(333メートル)を描いた後、610メートルまで光を延ばし、新東京タワーの高さをアピールする演出も。

 道行く人々は「思ったより大きい」などと話ながら、デジカメや携帯電話でしきりに撮影する様子が見られた。

 同実行委員広報の和田哲郎氏(54)は「『自宅からどの様に見えるか』などといった、近隣住民の素朴な疑問を明らかにすることで、新東京タワーに興味を持つきっかけになれば。建設予定地は、古い歴史を持つ街。伝統・文化と新東京タワーがうまく融合するのが望ましい」と話した。

 建設予定地のすぐそばに30年以上住み続ける、男性(65・無職)は、“光のタワー”を見上げながら「新タワーの建設で街は活性化すること間違いない。すばらしいね」と興奮気味。女性(58・パート)も「墨田区がきれいになるからうれしい。(新東京タワーが建つなんて)夢のよう」。

 「地元住民の期待は大きい」(実行委員・和田氏)・・・。しかし、一方ではタワー建設を危惧する声も。「このタワーが根元から倒れたら私の家はつぶれてしまう」と話すのは、食堂を経営する女性(63)。「思ったよりも高い」と610メートルの“光のタワー”に圧巻した様子、「地元の人は(新タワー建設を)あんまり喜んでないんですよね。もし道路の拡張が行われて、自分の家が無くなってしまわないか心配」「行政からの十分な説明もない」と肩を落とした。

 同イベントを主催した実行委員会は今後、“光タワー”の写真を募るフォトコンテストを行う。【了】

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パブリック・ジャーナリスト 山本 宏樹【 東京都 】
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