許してと叫んでる

許さないなんて

誰も言ってないのに

あなたのためのあたしは

きっとどこかで息をしているよ

苦しみも悲しみも

届かないどこかで

あなたを待っているのかな

あたしを待っているのかな

生きているだけで幸せ

なんて

あたしは思いたくない

そんなんで満足できない

生きてるだけで幸せなら

きっと誰も幸せを渇望しない

たとえば明日世界が滅ぶとしても

悔しさも憎しみも

全部全部滅ぼしてくれるなら

あたしはそれでもいいと思うんだ

あたしもあなたもあの人も

みんなみんな滅ぶなら

きっと夢の欠片さえ

残りはしないから

ごめんなさい、も

さようなら、も

このナミダも

残酷だから

手を振って

笑顔を見せて

たった一言

誓いをたてた

受け入れる、ということは

難しいことです

辛いことです

逃げだす、ということは

難しいことです

辛いことです

どちらも同じ

どちらも辛い

だからあたしは

受け入れたい、と

思うのです

廃れた未来に

希望なんてありもしない

眠りにつけば

きっとそこには闇しかなくて

明日など来ないのだろう

それでも意志を夢を

誰かに託そうと走る

明日を探すのではなく

未来を探す

自分の歩む未来ではなく

他人の未来を