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【福井】

左党180人、秋酒楽しむ 県内の蔵元自慢134銘柄

2007年10月8日

利き酒に挑戦する参加者たち=福井市の県民ホールで

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 一夏かけてじっくりと熟成し、秋に一層味わい深くなった秋上がりの酒と呼ばれる地酒を楽しむ「月夜に楽しむSake乃会」が福井市のアオッサ内の県民ホールで開かれた。県内外の清酒愛好家ら約百八十人が、県内の蔵元自慢の地酒に舌鼓を打った。

 参加者は、同市出身で日本酒ソムリエールの友田晶子さんのセミナーを聞きながら、友田さんが推薦する四種類の地酒と料理の相性を確認。この後、コクのある「純米」、古酒のように味に深みのある「熟成」、軽快な飲み口の「生酒」、ワインのような味わいの「吟醸」の四種類計百三十四銘柄の地酒を味わった。

 このほか、全国きき酒選手権大会県予選も開かれた。約五十人の愛好家が六種類の日本酒をきき酒した結果、村中寛之さん(43)=福井市=と高橋誠一郎さん(58)=同=が十一月二日に東京で開かれる全国きき酒大会の県代表に選ばれた。

 この会は、秋酒や蔵元自慢の地酒を楽しんでもらおうと、県酒造組合が毎年開いている。

 (清兼千鶴)

 

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