2007年10月2日

 

皆さんにお伝えしたい事があります。

 

私、スネ〜クが・・・・・・・

 

映画出演を果たしてました!

 

「果たしていました!」というのは

知らない間に!と、いうことで

「キサラギ」っていう映画に

「スネ〜ク」というキャラクタ〜が登場していて

知り合いから「スネ〜クさんを

モチ〜フにしてるような気がする」という情報を得て

見に行ってきました。

 

そのスネ〜クを演じるは

ただいま売れっ子俳優の小出恵介氏。

 

私は母親の口から

卵で生まれたんじゃねえか?と

生まれてきた場所からして

疑うほどの男前ですよ。

同じ地球人とは思えない。

 

そして実際見た感想はたしかに類似点が多い。

ゴキブリを殺した!というネタがあり

また人の演説に乗っかる様は

過去に「電車男2」というネタで書いた私に似てる。

そしてネタバレしない程度にいいますと

「SHOW ME」と書いて「私を見て」と

本人が伝えてるつもりが

ちゃんと訳すと「私に見せて」となっている!

というネタは私がインドで便座のない便器で

用を足すことになり、変な形で座ったら

便器を壊してしまい

「私が壊しました」と英語で伝えるところで

BREAK ME(私を壊して)と英語で

言ってしまい

管理してたおばちゃんを

興奮させてしまった!

と、いうネタとほぼ同じ。

 

他に突っ込み方がちょっと私に似ていたり!と

類似点はちょこちょこありました。

 

コアな泣かぬならファンだったら気づくかな?

程度の感じですけど

どうも私をモチ〜フにしてる気がする。

 

ただし、ほとんどこじつけに

近い推理です。

 

名前で「スネ〜ク」くらい考え付くでしょうし

ネタのかぶり方も実に微妙だから

こじつけといえばこじつけの域です。

 

ただもうこの際、こじつけでもいいし後付でもいい。

なんならヤラセでいいから

私をモチ〜フにしたと

言って欲しい願望です。

 

 

キサラギのスタッフさんが見てたら

もうヤラセでいいんで

「実は泣かぬならのスネ〜クをモチ〜フにしました」と

言って欲しいです。

これはお願いです。

そういうことにして

頂けないでしょうか?

 

そして肝心の映画の感想は・・・

知り合いは「おもしろいから期待していいですよ」と

言われてましたが

正直、何の期待もしないで

ただ「スネ〜ク」だけが気になって見に行ったんですけど

私が見た中では

過去最高に匹敵するくらい

おもしろかった。

 

本当によく作りこまれた映画で

ボケ方なども実に上手。

シリアスとコメディとサスペンス推理という3つを

上手く融合させてる本当によくできた映画で

俳優も 小栗旬・ユ〜スケサンタマリア

ドランクドラゴンのデブ

小出恵介・香川照之という豪華ぶり。

6月に始まり、小さい規模でやってた映画なんですが

あっちこっちで話題になり

「凱旋ロ〜ドショ〜」といって

一度やって公開が終わった映画館でも

再びロ〜ドショ〜を始めるほどの人気。

 

こんなことを書くと「スネ〜クが出てるっていうのを

押したいだけだろ?」って思われるでしょうけど

それは関係なしで本当におもしろかったです。

見て損する映画では無いと断言しておきましょう。

お暇な方はちらっと見にいってみてはいかがでしょうか?

 

そしてキサラギのスタッフさんはもしこれを見たら

私、いろいろ心得てるつもりですし

何だったらケツのひとつや二つは

お貸ししますので

ぜひ私をモチ〜フにした事に

しておいてください。

よろしくお願いします。

 

ではでは本日の日記は

「ゲイバ〜へ行こう」後編です。

 

前回のあらすじ

 

復帰用のネタ欲しさに

私のアパ〜トの上に住んでるマッチョなゲイ。

中山きんに君に似てるゲイ。

ゲイに君と呼んでる化け物が働いてるゲイバ〜へ

遊びに行くことにするが

一人では怖い為、友人のFを無理やり一緒に行かせる事にする。

そして私の部屋に迎えにきた

中山きんに君そっくりのゲイは

女子高生の制服を着て

迎えに現れた・・・・

では続きをどうぞ!

 

迎えにきたゲイに君に連れられてアパ〜トを出る。

3人揃って歩く。

これは日常でよくあることです。

深海魚みたいな顔した男と

あまりに細すぎて「貧乏で

飯も食わしてもらってないんじゃ

ねえか?」と、勘違いされそうな男が

並んで歩く・・・・

微妙ですけど無くはない。まだギリギリの範囲で

日常にあふれる光景です。

 

そこに中山きんに君そっくりな

マッチョなゲイが

女子高生の制服を着て

一緒に歩いています。

 

あっという間に日常を越えて

悪夢に変わりました。

 

凄い凄い。駅までの道のり約15分。

かなり人通りが多いところを歩いていったんですけど

皆さん10M前あたりから

既に道を開けてくれます。

 

皆さん揃って下を向いて通り過ぎていく・・・

 

はは・・・ほとんど

ヤクザ扱いですわ・・・

 

そのまま電車に乗り込み

隣の駅へ向かう。

電車では優先席に座ってる

老人ですら

席を譲ろうとする迫力を

かもしだしながら

私たち3人は進んでいく・・・

 

そして隣の駅に降り立ち進んでいき

ついにお目当てのゲイバ〜に到着する。

 

そのゲイバ〜はきったない飲み屋が並んでる

小さい通りに面してる小さなビルの3階にありまして

エレベ〜タ〜もついておらず

ひとつひとつと階段を上っていくんですが

Fは死刑台に上っていくような

顔をしている。

 

はははは。大げさだなコイツは。

大丈夫大丈夫。いくら何でも命までは

取られないんだからそこまで神妙になるなって。

大丈夫、ちゃんと生きて帰れる。安心せい!

 

とか、思っていると後ろから

「あら、エミちゃんおはよ〜!」と

声がしたんですよ。

 

ん?ゲイ仲間か?と、後ろを振り返ると・・・・

 

 

 

 

 

 

第68代横綱

朝青龍が立って

いらっしゃいました・・・

 

 

いつ日本にお帰りになったんですか?

モンゴルで温泉治療をなさってたんじゃないんですか?

まさか横綱が自ら

接客してくれるとかって

ないですよね?

 

朝青龍「あら、この子達がエミちゃんが

言ってた二人?」

 

ゲイに君「そうよ〜。連れてきたわよ〜。」

 

朝青龍「ふ〜ん・・・・・なるほど・・・・

私、カナコよ。よろしくね。」

 

 

あの・・・帰ります。

いますぐ帰してください!

 

バカ野郎!なんだこいつは?

まんま横綱じゃねえか!

誰が高砂部屋に連れていけと

頼んだ!

 

いや・・・たしかに想像してたさ。

なんせ中山きんに君そっくりの

この化け物が働いてる場所だ。

それはそれは精鋭部隊が揃ってることぐらいは

想像してたさ。

 

朝青龍にそっくりな奴が出てきたって

そんなには驚きやしないさ!

ああ、そのくらいの覚悟はできてたさ!

 

問題なのは私とFを

見比べた後に

なぜ既に私の腕を掴んで離さない?

万引きしたつもりなんてねぇぞ?

 

 

 

 

朝青龍「今日は私が相手してあげるから

たっぷり遊んでいきなさい♪」

 

 

横綱自ら稽古の相手を

申し出てくれました。

 

あはははは・・・これは嬉しい。

横綱から稽古つけてもらえるなんて

こんな幸せないぞ。

私が力士だったらな。

 

 

誰か・・・誰か相撲協会

連れて来い。

ここでもうひとつ暴行事件が

起きるところだぞ!

 

そのまま溢れるかいな力で

ゲイバ〜の扉を引き抜かんばかりに

開けて横綱が土俵入りされまして

腕を掴まれたまま、私が後から土俵に入れられる・・・

 

中はやっすい場末のスナックをちょっと広くして

テ〜ブルを何個か置いたような感じの店でして

雰囲気がレトロな感じ。

キャバクラとかは行った事ないんですが

テレビで見る限り、キラキラして華やかな作りになってるんで

ゲイバ〜も同じかな?なんて想像してたんですが

まったく違って、店内は暗くて

お世辞にも華やかとはいえないお店でした。

どっちかというとお化け屋敷寄りです。

 

そして店内には

お化け屋敷にふさわしい

お化け達がいらっしゃいました・・

 

凄い凄い。富士急ハイランドにあるお化け屋敷は

超巨大迷路になってて脱出も困難で

しかも凄く怖いといいますが

こっちは掴んだ腕を

離さない違った意味でも

脱出困難なお化け屋敷。

そしてお化けは精鋭ぞろい。

 

ただ・・たしかに凄いし、一発で「オカマだゲイだ」と

わかる人ばっかなんですが

私の腕を掴んでる朝青龍横綱。

そしてゲイに君に比べたらマシでした。

これが救いです。

私は朝青龍を見た時点で

頭の中で先の展開を進めて、最終的には・・・・

 

 

 

金メダリストの室伏の兄貴が

雄たけびをあげながら

ハンマ〜振り回して

出迎えるくらいの

予想までしてたので。

 

 

こんな兄貴が出てこなくてほっとし席に座らされる。

 

はっ?そういえばFは?Fは大丈夫か?

あまりの出来事にすっかり忘れていた。

あいつは正気を保っているか?と

Fの方を見ると携帯電話に110を押して

後は通話ボタンを押すだけで

いつでもレスキュ〜を

呼べる状態にしてふるえてました・・

 

 

そ・・そうだよね・・・

 

私はゲイに君が上に住んでいたので

多少免疫がついてしまい

そこまで驚かなかったんですが

普通の人だったらこうなるよね・・・

 

私「大丈夫・・・大丈夫だって。

いくら何でも食われたりはしないって。

仮にもお店だぜ?安心しろよ。」

 

 

「帰りたい・・・帰りたい・・・

帰りたい・・・帰りたい・・・帰りたい・・

帰りたい・・・帰りたい・・・・」

 

 

 

私の言葉が彼の心に

届きません!!!

 

ぶつぶつと「帰りたい・・・」とつぶやいていて

会話が不可能な状態になってます。

 

どうしよう・・・正気に戻さなきゃ!と

何か話しかけようとしたところに

ゲイと横綱が登場。

 

目の前にビ〜ルを差し出されて

「これはエミのおごりだから飲んで」と言われる・・・

 

さっきからエミエミと誰なんだ?と

ゲイに君の方を向くと

ゲイに君の胸に名札が貼ってあり

「恵美」と書いてあった・・・・・

 

 

もちろん俗にいう源氏名ってやつでしょう。

本名ではないのは間違いない。

キャバで働いてる人たちなんかも

自分で名前を考えてつけるもんですしね。

 

ただな・・・・・恵美は・・・・

 

美しさに恵まれると書いて恵美。

名前負けも甚だしすぎる!!

 

美しさなんぞかけらもない。

美しさに恵まれる代わりに

力と筋肉に恵まれてる・・・

 

力恵(りきえ)に

改名したほうがよろしいんでは?

 

ただ・・・名前は突っ込みづらいんですよね・・・

名前に「願望」をつけるのはアリですからね。

「美しさに恵まれたい」と思って願望をこめて

つけた名前なら、それはいいと思うんですよ。

己を知っているわけですし。

いくら筋骨隆々とはいえ

美しくなりたいと願うのはその人の勝手ですからね。

 

 

ゲイに君「お店じゃ恵美っていう名前なのよ。

どう?ピッタリじゃない?

美しさに恵まれるって書いて恵美・・・

我ながら私にピッタリの

いい名前だと思って気に入ってるの♪

恵美ちゃんってここでは呼んでね♪」

 

 

 

おい!おいいいいぃいい!!

今すぐマジックを持って来い!

私が名前を一文字足して

「不恵美」にしてくれるわ!

 

何がピッタリだこのバカが。

ヤクザの趣味が「募金」と

同じくらい間違ってじゃねえか。

過大広告表示でJAROに訴えられてえか?ああん?

 

ちょっと待て・・・ちょっと待てよ・・・

ゲイに君が恵美だろ?

じゃあ横綱は・・・横綱の源氏名は?

と、朝青龍の名札を見ると・・・・

 

 

 

 

イチゴちゃん・・・・・

 

 

 

舐めた名前つけてんじゃねえぞ!

何がイチゴだ!

ぶつかり稽古して相手を

イチゴのように真っ赤に

潰すって意味しか

思い浮かばねえぞ!

 

さっきカナコとか言ってたけどあれは本名なのか?

もうわけがわからんぞ!どうすんだ?これは?

私にネタにされるために

付けたとしか思えねえぞ!

 

このままじゃいくら突っ込んでもキリがない・・・

落ち着け!落ち着け私!

 

もう心の中で一生懸命自分を抑えてると

ゲイに君こと恵美が「じゃあ乾杯しましょう。

え〜と、何に乾杯しようかな・・・・

じゃあスネ〜ク君と

F君の新たな旅たちを祝って・・

かんぱ〜い!」

 

 

ちょっと待て・・・

新たな旅立ちって

筋肉に憧れる的な方向に

旅立ったって意味じゃ

ねえだろうな?

そっちには間違っても

行かねえからな!

 

な・・・なんか・・・怖い・・・

そっちの道へはいかん・・・いかんからな〜!

 

と、乾杯が終わった所で

もう一人ゲイが追加。

なんか化け物でもなく女っぽくもなく

微妙なので呼び名は・・・

島崎和歌子でいいや。

美人でもなくブスでもなく

若くもなく、年いきすぎでもなく

実に微妙なラインが似てるので和歌子で。

 

その和歌子が私にこんな質問をする。

 

 

和歌子「ねぇねぇ、スネ〜ク君はさ。

どんなオカマが好み?」

 

 

好みのオカマなんて

いるわけねぇだろうが!

童貞に「好きな体位は?」って

聞いてるのと同じ事だぞ!

 

私「いや・・・そっちの趣味は無いんで・・・」

 

和歌子「え〜、じゃあ何でここに来たいと思ったの?」

 

私「いや、こいつが行きたいといったから・・・

(ここでFを指差す)」

 

すすすs・・・すすすs・・・すまん!

すまん、F!つい・・・つい反射的に出ちまった!

許してくれ!許してくれ〜!

 

 

「興味があったからです。」

 

 

え・・・・・?

 

 

和歌子「興味って・・・私たちよりの方ってこと?」

 

 

「それはご想像に任せます。」

 

和歌子「いや〜〜〜!意味深〜〜♪♪」

 

 

 

Fが・・・さっきまで帰りたいとつぶやいてたFが・・・

すげえ男前になって

堂々としゃべってる・・・・

 

 

ど・・・どどどどど・・・どうした?どうしたんだ?

知らない間に横に座ってる

朝青龍に金玉握りつぶされたか?

 

すっげえ・・・これがあのFか・・・?

さっきまでおびえてたあのFか・・・・?

今ならちょっと抱かれても・・・

 

 

あ、Fが半笑いなのに

涙流してる・・・・

 

 

あいつはやけくそになると

半笑いになる癖があるんです・・・

つまりやけくそになってると。

でもやけくそになってる自分がかわいそうで

涙まで流してます・・・

 

 

いや・・あの・・・ごめんよ・・・

 

 

和歌子「あれ?泣いてる?」

 

F「な・・・泣いてないですよ。

それより楽しませてください。

酒をください!

今日は飲みます!」

 

和歌子「きゃ〜!かっこいい〜!」

 

 

 

か・・・かっこいいが・・・

あいつは酒癖が悪いんだけど・・・大丈夫なのか?

まあ最悪Fを生贄に

差し出して逃げればいいから

私としては助かるんだけど・・・

 

こ・・・怖い・・・この先どうなるか怖い・・・・

 

F「ビ〜ルを!ビ〜ルをください!

ビ〜ルをおおおおお!」

 

 

・・・・・・20分後・・・・・・・・

 

 

 

F、ゲイ達のプレッシャ〜により

ちっとも酔えない事に気づき

我に帰って下を向いてます・・・

 

 

やっぱあいつはダメだ・・・・

 

 

次回予告!

 

ゲイが歌う!ゲイがしゃべる!

ゲイのパフォ〜マンス攻撃に

スネ〜ク、Fは生きて返れるのか?

ご期待くださいませ!

 

 

すいません。まだまだ続きそうです・・・

ゲイバ〜は凄かったので・・・・

なんとかあと1回。最悪あと2回で書ききりますので

愛想つかさずお付き合いお願いします。

 

いつも読んでくれて

皆様本当にありがとうございます。

本の方共々今後も応援をよろしくお願いします。

 

 

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