SOHOスタイル
SOHOのスタイルは個々の形で構わないと考えています。
ただ、深夜にしか活動ができないような事業者は仕事をする上で支障があるため、KOEDAにご登録いただくことはできません。
我々の仕事相手(クライアント様)は大抵昼間営業している企業です。
常識的に考えて、それに合わせられない事業者は、KOEDAに属していなくても営業を続けるのは難しいのではないでしょうか。
KOEDAでは最低でも、一般企業のコアタイムに合わせて仕事ができない方の登録はお断りしています。
「小さい子供がいるからSOHO」というのでは話になりません。
逆に小さい子供が熱を出しても仕事を怠けることはできませんし、納期遅れの理由にもなりません。もともと自宅を事務所(作業場)としていて出勤の必要がない方がほとんどですからね。
ちなみに私代表は、5人の子の母であり一番下はまだ2歳です。
晴れた日に公園に連れて行ってあげるゆとりなどないし、熱を出しても病院に連れて行く算段をするだけで2、3のクライアントに連絡を入れる必要があります。
10時から26時まで、ほとんどをPC前で過ごす必要があるため、「家にいられていい」のではなく、いなければならないのが実情です。
(これは決して奨励できる状況ではありませんが、みなさんがSOHOとして活動なさる以上経験されることがあるかもしれません。)
「子供が学校から帰って来たときに家にいてやりたい」という言葉をよく見聞きします。
子供のためにとおっしゃるならば、子供が学校から帰宅するまでの時間パートにでも出られた方が、確実に収入に結びつくと思います。
子供うんぬんという言葉が出てくる方の多くは、結果として子供を理由に中途半端な仕事をなさる方です。(そうでない方ももちろんいらっしゃいますが、経験上かなり少ないです。)
SOHO基礎知識
SOHOを片手間の在宅ワークと混同している方がいらっしゃいます。
KOEDAはSOHO事業者のグループですから、在宅ワークをお望みの方にはご遠慮いただいています。
稀に「時間を自由に使えるから在宅の仕事を選んだのに、KOEDAは拘束されるからおかしい。」と言われて退会される方がいらっしゃいます。
私どもとしては、拘束をしているわけではなく「あなたは月曜日から金曜日まで普通にオフィスにいますよね?」と言っているだけです。
オフィスにいてもちょこちょこっと洗濯や掃除をすることはもちろんできます。(これは自宅事務所の特権ですね。)
KOEDA以外でのSOHOとしての活動などを阻むものでは決してありません。
事業者ならば「仕事もないのにPCの電源を入れておくことはできません。」とおっしゃるのもナンセンスです。
仕事がない時こそ、スキルアップの時間が取れ、営業活動もできます。
SOHO初心者であっても、事業者を目指していらっしゃる方なら歓迎いたします。
今一度KOEDAが提唱する「SOHOとは何か」を考えていただき、SOHO事業者として活動が可能か、ご自身の状況や環境をご検討いただきたいと思います。
WEB上にはSOHOに関する情報があふれています。正しい知識を身につけるのは難しいことではありません。
人材育成
KOEDAでは、実績のないSOHO初心者も歓迎しています。
やる気の見える人には、細かい仕事からどんどんお願いし、大きな仕事をお任せできるまでサポートします。
無償でも勉強のために!とおっしゃりボランティアされていたような方が、「今ではしっかり収入を得られるようになった。」ということも稀ではなくあります。
このようなサポートに割く時間は、決して楽に捻出できているわけではありません。
それでも応援するのは、そのスタッフと共に成長することが、KOEDAの今後に大きく貢献することになると考えているからです。
常識
一番に求めるものは一般的な礼儀です。
応募に当たり、WEB上で断っていることを平気でしてくる方。メールの書き方が明らかに遊びの延長の方。そのような方はどんなに立派な実績や経歴を掲げられていても、登録をお断りしています。
あまりにも当然のことでありながら、できない方が多く驚かされます。
一般企業にお勤めすることができる方なら、SOHOに取組む下地はあると言えるでしょう。
ただし、事業者としては知識のみならずマナーや気合や根性がなければ、継続することは難しいでしょう。
さすがのできるスタッフ
既に活躍中のSOHO事業者であるスタッフは、当然技術は確かですしメールの応対などもさすがにソツがありません。
初心者としてKOEDAに入ったスタッフでも、礼儀正しいビジネスメールが書ける方は、めきめきスキルアップしたりするものです。
できるスタッフは気構えができており、できないスタッフは気構えもできておらず、そのうち登録を抹消させていただくことになります。
応援したくなる「がんばるスタッフ」
技術を身につけたくて、何事にも果敢に挑戦してくる。ボランティアを申し出る。そんながんばるスタッフは心から応援したくなります。
私始め運営スタッフは、所詮人間ですし選り好みもするのです。
細かい作業をこなしてくだされば、実力もわかり「そろそろこんなこともお願いできるかな?」と優先的に案件のご案内をすることもあります。
がんばるスタッフに一概にして言えることは、皆謙虚でいらっしゃることです。
忠告に対してとても謙虚に受け止め、自分の力にしてくださいます。
がんばらないスタッフに限って、忠告をさせていただくと逆ギレしたりします。
当然そういう人は嫌われますから、KOEDAにはいていただけません。登録抹消です。
私たちはスタッフを雇用しているわけではありません。以後仕事をお願いすることが絶対ないだろうスタッフは、しばしば登録抹消させていただいています。
どうぞ、ご自分のやり方、スタイルに合ったところでご活躍ください。と、いうことです。
データ入力
一番手軽に仕事になるので、志望者が多い職種です。
だからこそ副業で片手間にできるとお考えの方が多いのでしょう。
KOEDAには、手軽にできる仕事は一切ありません。
むしろ労働力に見合わない、つらい仕事がデータ入力作業です。
ときどき、「これで生活をしたい」とおっしゃる申込者がいらっしゃいます。
1件10円に満たないデータ入力を1万件やっても10万円になるかならないかですから、生活をするためには月に2万件できてやっとやっとではないでしょうか。
1人の方にそんなにたくさん依頼する無謀なことは絶対しませんから、KOEDAでそれだけの報酬を得ようと思っても当然無理です。(実際仕事もそんなにたくさんありません。)
ただ、SOHOの入り口に立っている方には、ぜひ経験して欲しい業務ではあります。
データ入力業務を通じて、ビジネスメールの書き方を身につけたり、仕様書の読込み方を学んだり、検証の必要性を知ったりと、ビジネスの基本を叩き込むことができるからです。
KOEDAでデータ入力だけをやっているスタッフの平均的な報酬は、月20,000円程度です。誰よりもがんばる方で60,000円がやっとです。
文書作成
KOEDAには文書作成の依頼はまず来ません。
内部的に必要な場合にスタッフにお願いすることがあります。
例えばWEB案件に必要な資料がアナログデータだった場合、それを電子データ化していただいたり、PDFとして公開する文書を成型していただいたりするものです。
これはKOEDAでのデータ入力経験者で精度の高いスタッフや、がんばるスタッフに直接お願いすることがほとんどです。
報酬はボリュームによりばらつきがありますが、1文書100円~2,000円です。
WEBデザイン
KOEDAの受注案件のほとんどは、企業のサイト構築・リニューアル・システム開発が占めています。
WEBデザイナは単純にデザインできれば良いということではなく、企業サイトの基本的な構造の理解、ユーザビリティに配慮したレイアウト能力、提案できる力強さなどが必要です。
特に画像制作・加工技術は、高い水準が求められます。
手軽にWEBページを作成できるアプリケーションがあるため、花形であるデザイナを目指される方が多いのですが、KOEDAではデザインとコーディングはまったく別の技術であると考えています。
報酬はボリューム、クライアントの要望、能力により異なりますが、標準的なサイトデザインで50,000円~70,000円です。
WEBページコーディング
「WEBデザイン」の項でも記述した通り、KOEDAではWEBデザイナとWEBページコーダーを同一のものと考えていません。
優れたデザイナは優れたコーダーであることも多いので、まるごと1サイトの制作をお願いすることもありますが、通常はサイトボリュームに応じて何名かのコーダーが制作に当たります。
コーダーに求められる技術は、アプリケーションを使用して作成したHTMLファイルのタグ修正ができること、スタイルシート、JavaScriptなどに加え、スピード、正確さも求められることが多くあります。
ユーザビリティ、アクセシビリティに配慮できる他、SEO対策の知識があることも重要です。
標準的な報酬はトップページで8,000円~10,000円、サブページ(統一デザイン)1ページ当たり3,000円~5,000円程度です。
WEBアプリケーション開発
KOEDAで一番不足している技術です。
主にPerlかPHP、稀にASPの依頼があります。
PHPでの開発は、ほとんどがMySQLかPostgreSQLのデータベース構築となります。
常に月1~3本程度の案件を抱えており、なんとかこなしている状態です。
基本的な報酬は、1人日7.000円~15,000円程度です。
画像制作、画像加工
Photoshopが使える方を求めています。
細々とした作業が苦にならない方にはお奨めです。
通常のWEBサイト構築や、サイト保守などにおいても画像加工作業は発生いたします。
報酬は多岐に及ぶため提示できませんが、スキャンした写真の明度調整+枠付けで1枚100円という例があります。