民主党最高顧問の渡部恒三衆院議員(福島4区)の関連政治団体が事務所としての機能がない親族所有のマンションを「主たる事務所」として届け出たのに、事務所費など多額の経費を計上していたことが3日、分かった。
この政治団体は1976年に設立された「新時代の会」。2004年までの12年間、渡部氏のおいにあたり、当時、秘書を務めていた佐藤雄平福島県知事の自宅マンションを主たる事務所として総務省に届け出ていた。
渡部氏の事務所などによると、事務所費などの経常経費は計約1億7800万円に上るという。(13:03)