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Sep 24, 2007

統一教会と言論の自由の問題、あるいは内部告発
[ 統一教会 ]    

先ほど投稿した記事の続き。

ここで記事を分けた理由は、タイトルに全てが集約されていると思う。


ゆきっちは、

(あとは、あくまで私のブログなんで…思ってる事を書いてるだけですが)



こう書いているし、他のところでの文章をあわせて読んでみても、要は言論の自由の行使であると考えている節がある。これはヴェルダンディも一緒だったけれど。


ところで、言論の自由について見てみると、


哲学者のアレクシス・ド・トクヴィルは19世紀初頭のアメリカで人々が政府による報復への恐怖からではなく、社会的圧力のために自由に話すのをためらうのを観測した。個人が不人気な意見を発表するとき、その人は彼の共同体からの軽蔑に直面するか、または乱暴な反応を受けるかもしれない。このタイプの言論の抑圧を防ぐことは政府からの抑圧を防ぐよりさらに難しい。



と書いてある。


こんな文章を読むと、ゆきっちとかヴェルは、膝を叩いて喜んで、「そうそう、私達が感じたのは、まさしくこういう圧力であるし、姉御やその取り巻きがしようとしているのは、まさしくこういう抑圧なんだわ」と思うかもしれない。




でも、残念ながら、それはゆきっちがUCがおかれている位置づけを、相当程度勘違いしている事によって生じている事を指摘しなければならない。



ゆきっちにとって、UCとは「社会」なのかもしれないが、その外にいる一般人にとってみれば、まだまだおかしな主張と詐欺的商法を持って金を巻き上げている集団(つまり組織)としか見られていない。



ゆきっちやヴェルが、「私達のいるUCも社会よ」と思って、言論の自由の行使をしているつもりかもしれないが、それは外から見たら、「やっぱりUCというのはそういう『組織』なのね」と思わせるに十分な印象を次から次へと与えまくっている、という事をしているわけだ。



だからこそ、姉御はこの2人の言動を「組織存亡の危機に関わる」と言っている。

しかし本人達だけがそれに気がつかない、というのは、まさしく彼ら2人の無能ぶりと、自分やUCという組織に対する客観的な認識と評価が出来ていない事の証左でしかない。


そして、ゆきっちが今までにこういう話を教会長や周りの人にも話したけれど、「しょうがなかった」というだけで、何も出来ないという事を書いている。


これはまったくその通りであるのだろう。

だから事実を書いて何が悪いと本人も思っているのだろうけれど、それはUCが普通の社会ではなく、異常な「集団」として捉えている外の人間から見れば、UCというのはそういう内部の問題もきちんとは解決できないし、困ったら放置されるだけなのだ、という事を明確に認識させるだけの文章にしかなっていない事が、『UCにとって問題』なのだ。



そして、それこそがまさに執拗に私がゆきっちの記事を取り上げる理由でもある。

何度も面白おかしく書いてくる中でそれとなく指摘しているが、そういう事を書いてくれることが、「やっぱりUCってダメなのよ」という、ものすごい生きた証拠になっている。




そしてそれを指摘する事が、なぜゆきっちが小隊長さんから激しくその理不尽さを追及されたのか、という事の回答を示す事にもなっている。


そういう意味で、ゆきっちとかヴェルが「あいつなんか構うな」「もう構わないし腹も立たない」とか言うのは、基地外の極みというか。。。


お前ら、本当なら俺にも感謝して然るべきなんだがな。










おっと話がずれた。




「言論の自由」が「社会的なものである」とすると、それじゃあ組織に属している人は、組織内部の情報を外に向かって発信してはいけないのか?



当たり前だが、組織に属している人間が、その組織に属しているという看板を掲げて何かを外に発信する場合は、その人に肩書きがあろうがなかろうが、「その組織の発言」として認識される。




どんな組織でも、奇麗事ばかりではすまなくて、それは例えばトヨタのような組織にだって問題は日常的におきているよ。


それじゃあ、万一、そういう現場で起きた人間が、「俺には言論の自由があるから」と言って、ブログでそういう問題をガンガン発信し続けたらどうなるか?


その人の正義感は満たされるかもしれないが、その会社は、問題解決に集中する前に、社外との対応に追われることになるケースの方が多い。

しかもそのことでますます社会からの評価が下がり、場合によっては、それが会社なら倒産する事もあるだろう。






だから、組織としてはそういう問題があった時の処理方法について規程しているものなのだよ。


通常は会社におけるアベル、つまり上司に報告してその問題解決にあたるように決めているし、万が一その上司が問題に関わっているために、相談しても解決することが出来ないという状況を解決するために、今はちょっとした規模のまともな企業なら、そういう問題を吸い上げるための部門をきちんと設けている。



そして、そこで社内的にきちんと解決してすむ問題なのか、それとも社会的に影響があることなので、省庁にも報告の上で、プレス発表を行い、消費者への対応をするかどうか決めるようなルールになっています。


まともな組織ならね。








もちろん、こうなってきたのも最近の風潮であって、企業であっても隠蔽しようとする体質はつい最近までありましたよ。三菱自動車とか、コムスンなんかがその典型ですね。



でも、そういう事例の中から企業も学び取り、マクドナルドだったかどこのドーナツだったか忘れたけれど、消費期限が切れた材料で作ったハンバーグだかドーナツが、「たったの二個売れてしまった」というだけで、プレス発表及び消費者への謝罪を行うようになりましたね。









こういう問題も大々的にプレス発表するようになったのは、確かに最近の出来事ではある。

しかし、以前から、まともな企業ならせめてその消費者を見つけ出して、それなりの対応をしようとはしてきているはずだ。



もっとも、日本の大多数が中小企業だ、とするとそういう事ができている企業というのは非常に少ないのかもしれないね。



だから?



何度も繰り返して書いているように、UCというのは地上天国のモデルになろうとしてるのでしょう?



この世の企業のどこも真似ができないような、これこそ本然の組織と呼ばれるようなところを作らないといけないのではないのか?



ところが、ゆきっちが書いている事を素直によめば、どうもUCにはそんな機能も機構もないし、それどころか組織のために必死で献金した人が窮地に陥っても、誰も手を差し伸べない組織なんですよ、としか読めないわな。












ゆきっちが、「統一教会はこんな姿ではいけない。こんな問題を抱えていては、とても地上天国なんか建設できない。それならいっそのこと、これ以上犯罪行為を重ねる前に、膿を出し切るべきだ。そしてその膿を出し切る過程で崩壊するのなら、それも運命だ」と思っているとすれば、それは立派な志だし、立派な理想だと思うよ。



内部告発を行う、というやつだな。



これは、組織内部での問題解決が不可能であり、しかも自分の努力ではどうにもならないことが明らかになった場合、外部の公的な力(司法や行政)により、綱紀を糺してもらおうというものだ。



実際、エンロン問題などはこの内部告発によって暴露されたのだし、ミートホープ事件も元社員による垂れ込みで発覚したのじゃなかったっけ?



ゆきっちは内部告発を行おうとしているのか?


もしそうなら、それはそれは立派な心がけだと思いますよ。



ただね。


エンロンの時のシェロン・ワトキンスもそうですが、この人は、内部の情報をきちんと全部知っていたけれど、最初は会長にその改善を求める手紙を書いています。


シェロン・ワトキンスは、エンロンの副社長だった人物ですが、彼女は噂話として告発を行ったのではない。


エンロンの不正を知り、それを隠蔽する事と暴露する事のリスクを計りにかけ、隠蔽する事の悪の方が大きいから暴露したし、その時には彼女は証拠も当然入手していたから、エンロンも逃げられなかった。




ゆきっちが内部告発を行うつもりなら、そういう証拠を集めて、ちゃんとはかりに掛けて、それを暴露する事の方が正しいと判断し、さらにUCと刺し違えてでも社会的正義を実現するためにやろうとしているのか?




もしそうなら、もっと賢くあってほしい。


今のような噂話ばかりでモノを言われても、確かめようがないし、証拠にもならない。



あくまでも元の私のような人間にとって、「そうだろうな」と思わせるだけで、価値はない。



霊感商法について語る協会長の話を録音しておけ。


それらしい数字について協会長が何かを言えば、日付と場所と説教者の名前をきちんと明記したメモを残して、後でその人が追及されるようにしておけ。


もし会計数字に関する資料が手に入ったらちゃんとコピーして保存しておけ。


そういうものを集めた上で、しかるべき専門家(反対派の弁護士とか、警察とか)と相談しながら、尚いっそうの証拠固めをした上で告発しろ。




「事実について話す」とはそういうことだ。






だが。。。。




ゆきっちのブログを読む限り、そう思っているわけでもなさそうだ。








結局、ゆきっちの頭の中は一体どうなっているのか?






ちなみに、エンロンは倒産したが、エンロンが供給していた電力は、その日からなくなっても大丈夫だったかといえばそんな事はない。

今の社会に電力がなくなれば、誰も皆、等しく困るからだ。



その会社が本当に社会的に必要な商品を作ったり、サービスを提供しているのなら、その会社が倒産しようがどうしようが、かならずその商品やサービスを求める人がいるから、別の会社がでてきて、そういうニーズを埋めるようになるだろう。



そういう意味では、本当に神様の摂理が連綿と続いていて、しかもお父様が勝利して、霊界もすべてお父様に屈服していて、霊界の善霊たちが地上に降りてきている、ということが文字通りであるとするなら、統一教会なんか滅んだとしても、かならず統一教会的なものを求める信者が次々とでてくるはずだ。



果たして統一教会というところがなくなっても、統一教会が提供する商品やサービスを求める人はこの世にいるのか?


いるとしたら、彼らが求めるものはなんなのか?



この機会に一度考え直してみた方がよいと思う。










Last updated  Sep 24, 2007 09:58:07 AM
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Re:統一教会と言論の自由の問題、あるいは内部告発(09/24)   NY65さん


Re[1]:統一教会と言論の自由の問題、あるいは内部告発(09/24)   agent kuroganeさん


Re:統一教会と言論の自由の問題、あるいは内部告発(09/24)   matu8181さん


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