交通事故やいじめを苦に自殺に追い込まれた人たちの遺品を展示して、命の尊さを訴える「生命のメッセージ展」(同実行委員会主催)が6日、前原市前原東2丁目の前原小学校体育館で始まった。
開会式で前原小6年の児童110人がピアノと笛で合奏しながら創作の詩を暗唱し、亡くなった人たちを鎮魂した。
体育館には127人の等身大の人形ボード、スナップ写真、靴などが展示されており、来場者の中には遺品を手に取り、ハンカチで涙をぬぐう姿も見られた。
目を潤ませ、展示品に見入っていた近くの主婦松崎直美さん(38)は「その日、その日を真剣に生きようねって娘に言いました」と話し、長女の前原小5年の夏生(なつき)さん(11)もうなずいていた。
「生命のメッセージ展」は8日正午まで開かれている。入場無料。
=2007/10/07付 西日本新聞朝刊=
開会式で前原小6年の児童110人がピアノと笛で合奏しながら創作の詩を暗唱し、亡くなった人たちを鎮魂した。
体育館には127人の等身大の人形ボード、スナップ写真、靴などが展示されており、来場者の中には遺品を手に取り、ハンカチで涙をぬぐう姿も見られた。
目を潤ませ、展示品に見入っていた近くの主婦松崎直美さん(38)は「その日、その日を真剣に生きようねって娘に言いました」と話し、長女の前原小5年の夏生(なつき)さん(11)もうなずいていた。
「生命のメッセージ展」は8日正午まで開かれている。入場無料。
=2007/10/07付 西日本新聞朝刊=