リスニング音声ファイルの分割のススメ
推奨テキストの中で分割が必要なのは、公式本のVol.1とVol.2です、そして出まくりキーフレーズです。
なぜ分割が必要かというと、1トラック1問でなく、パート毎に1トラックなどと収録されているためです。これは復習の障害となります。例えば、パート2のNo.34を重点的に復習したいとき、パート2のトラックを再生し、No.34をシークしなければなりません。
以下に分割に必要なフリーソフト(無料)を挙げておきます。
・mp3DirectCut
無音部分を自動で削除して分割してくれます。これが一番使いやすいです。リンク先は英語ですが、ソフトは日本語化できるので、直感的に使えると思います。
基本的にmp3の読み込みに対応しており、その他の読み込みは出来ないので注意して下さい。
★使用例★
「TOEICテスト
公式新問題集 Vol.2 1枚目のCD(1回目の試験)のパート2」を例に説明します。
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パート2はトラック6なので、ツールバーの「ファイル」→「開く(O)」でそれをmp3DirectCutで開きます。
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次にツールバーの「特殊」→「無音区間の検出」を開きます。
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継続時間のスライドを1.3secに設定して、「開始(S)」を押します。
するとFound31と表示されますので、「閉じる(C)」を押します。
※Found31とは1.3秒以上の無音区間を32個検出した、という事です。
なぜ1個少ないか分かりませんが、31個ではなく、+1個のようです。
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次にツールバーの「ファイル」→「分割保存」を選択します。
保存先フォルダを指定し、作成ファイル名を記入したら、「OK(O)」を押します。
すると32個のファイルが生成されます。
※保存先フォルダは、後で何が何だか分からなくならないようにするため、公式本のVol.2の1回目のパート2、という意味で「公式Vol2��P2」なんてしておくと分かりやすいと思います。作成ファイル名も同様に、パート2なら、「公式Vol2��P2
- Track %N」としておくと後でどれが何だか分かると思います。
オーディオプレーヤーで聴くとき、Track
01だと何の1曲目なのか分からなって面倒くさくなります。
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次に、出来たファイルを確認してみてください。私が確認したところ、1つ目と2つ目のファイル(公式Vol2��P2
- Track 01.mp3とTrack 02.mp3)がパート2のディレクションで、残りの30個がパート2の問題でした。
おそらくそのようなファイルが出来ていると思います。
後はTrack 01.mp3とTrack 02.mp3を削除し、パート2の問題であるTrack
03.mp3からTrack 32.mp3をiTunes等のメディアセンターに登録して、隙間時間にiPodなどのメディアプレーヤーで学習して下さい。(下で説明するリスニング音声のプレイリスト化も活用して下さい。)
残りのパートも上記の要領で分割して下さい。
以上です。
ところで、『出まくりキーフレーズ』は500個の文章があります。継続時間のスライドを調整して、分割保存すれば500フレーズ簡単に出来ちゃいますよ。
聞き取れなかったものをiTunes等でプレイリストして、iPod等のオーディオプレーヤーで隙間時間に何度も聞き直せば、自分の聴き取りづらかったものが格段に聞こえるようになります。
※ファイル整理のため、音声ファイルのタグを編集して置くと聴く時に便利です。
お勧めの音声ファイル整理ソフトはSuperTagEditorです。一気にファイル名や曲名の連番作成や、アーティスト名、アルバム名、ジャンルの一括登録などが出来ます。
例えば、ファイル名と曲名を「TOEIC公式Vol.2��P2
- 連番」、アーティスト名を「TOEIC」、アルバム名を「TOEIC公式Vol.2��P2」等に整理しておくと、聞くときに非常に便利となります。
・spwave
何らかの都合で、mp3DirectCutでうまく無音部分を自動で削除できなかった場合、このソフトで手動で分割します。読み込みはたいていの音声ファイルが可能です。
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