現代魔法ファンタジーの決定版といえる菊池たけし原作の大人気TRPG「ナイトウィザード」が、ついにファン待望のアニメ化。10月2日(火)26:00よりTOKYO MXほかで放送がスタートする。TRPG(テーブルトークRPG)とは数人のプレイヤーがテーブルを囲み、ゲームマスターの進行にあわせて、それぞれのキャラクターを会話しながらアドリブで物語を演じていくというゲーム。
世界を支配しようとする裏界の魔王たちは、長年に渡って人間界に侵略を試みてきた。やがて戦いは激化し「マジカル・ウォーフェア」と呼ばれる戦争状態に突入することになる。この戦争を終結させる運命を背負った人物が、ヒロインの少女・志宝エリスだった……。この物語は彼女が科学的な兵器がいっさい通用しない外世界からの侵魔(エミュレーター)に対抗できる力を持ったナイトウィザードとして覚醒し、宝玉のひとつを手に入れたところから始まる。戦いの中で解き明かされていく、エリスの謎とは?
現代を舞台に様々な魔法を駆使して戦うこの「ナイトウィザード The ANIMATION」について、個性的なキャラクターたちを演じるキャスト陣に、作品の魅力やキャラクターを演じるにあたっての意気込みといったものを、さらに原作者の菊池たけしと山本裕介監督にもこの物語にかける想いを熱く語ってもらった。
矢薙直樹(柊蓮司役)
「蓮司は女の子だらけのレギュラー陣の中で唯一の男性キャラとして、いろんなものを背負わされていると思っているんですけど、全13話の中でしっかりと成長できればと思います。CDドラマからの蓮司とのつきあいなんですが、どのキャラも原作をふまえたうえで生き生きと活躍しているのは、とてもうれしかったですね。あと見どころというか聴きどころなんですが、ナレーションを俳優の遠藤憲一さんがやっていたり、宮崎さんが素敵なOPテーマを歌っていたりしています。そこをぜひチェックして欲しいですね。菊池先生と出会ったときから思い描いていた夢がひとつかないました。そんな僕たちとともに、視聴者の皆さんもこの作品を楽しんでくれればと思いますので、ぜひ見てください」
宮崎羽衣(志宝エリス役)
「初めてヒロイン役を演じるということで、寝不足になるぐらい緊張してましたが、和気あいあいとした現場でよかったなと思っています。私の演じる志宝エリスはアニメのオリジナルキャラ。明るさの中にも影があったりするので、そういったところに気をつけて演技するようにしているんですけど、その影の入れ方が難しかったです。でも演じがいがあって、アフレコが楽しいですし、このアニメに全力投球しています。あとOPテーマ『KURENAI』も歌っています。エリスの気持ちで歌ったんですが、奥井雅美さんの作詞作曲でアニメの世界観を感じられるような素晴らしい曲になっています。それとラジオもやらせてもらっていますので、そちらもぜひ聴いてください」
小暮英麻(緋室灯/アンゼロット役)
「今までCDドラマでもこの役を演じさせてもらっていましたが、アニメ版だとシリアスな雰囲気が強かったので、違いを出せるように頑張りました。違いといえば私は今回2役なので、そのキャラの違いもしっかり出すように演じています。TRPGでの魔法や武器が映像になったということで、『ああ、こういう風にこの武器は使うんだ』と目で見られるのがアニメのおもしろさだと思いました。それとアンゼロットが飲んでいる紅茶ですが、休憩中にシリーズ構成の藤咲さんが毎回淹れてくださったりと、スタッフのこだわりを感じさせる楽しいアフレコになっています。私たちも魂を込めて演じていますので、今までのファンの方も、新しくファンになってくれる方も、ぜひ期待していてください」
佐藤利奈(赤羽くれは役)
「私もCDドラマからの出演なんですが、アニメになってキャラが動くとやっぱり印象が違って、もともと元気のいい女の子のくれはがさらに元気いっぱいな感じで、私自身彼女の動きにあわせて演技が引っ張られていっている感じです。きもちのいいテンポのアニメになっていますし、オリジナルな展開になるとのことなので、これからが楽しみです。突っ走り系のくれはといっしょにこの作品世界を盛りあげて行ければと思っていますので、ドキドキワクワクしながら見てください」
後藤邑子(ベール=ゼファー役)
「CDドラマに一度だけ参加させてもらったんですが、その時はコミカルな内容だったので、ベールってちょっとおバカで、三枚目キャラと思ってアフレコに臨んだら、以外に強敵っぽいクールでできるキャラだったので、ちょっと驚きました。第1話を見たら絵もキレイで魔法の戦いも台本では想像できないくらいかっこよかったので、ベールも混じって早く戦いたいなと思いました。長い時間をかけてつくりあげられてきた『ナイトウィザード』の世界にこうして参加できることをうれしく思います。これからのベールの活躍に期待してください」
柚木涼香(リオン=グンタ役)
「リオンはベールといつもいっしょにいるんですけど、とてもマイペースな性格でテンションが低いキャラです。あまりしゃべらないので、ちょっと不安なんですけど(笑)、彼女の活躍を楽しみにしています。第1話を見たら絵がとてもキレイで感激しました。オンエアを見るのがとても楽しみです。とても魅力的なキャラがいっぱいなので、私的にはリオンがイチオシですが、みなさんお気に入りのキャラをチェックして、毎週欠かさず見て応援してください」
菊池たけし(原作)
「CDドラマのアフレコでは矢薙さんや小暮さんの演技を見せてもらっていたんですが、アニメのアフレコは今回が初めてで、さすがプロといった感じの演技を見せてもらい『すごいなぁ』という思いです。さらにこれまで文章で提供していたものが映像になることはやっぱり感動でしたし、原作のゲームを知っている読者の方も楽しんでもらえると思います。5年半かかりましたがアニメ化されたこの『ナイトウィザード』ぜひ見てください。またアニメを見てファンになってくださった方は、ぜひともTRPGに興味を持って、遊んでくれるとうれしいですね」
山本裕介(監督)
「原作がTRPGということで、1回はゲームをやってみないとわからないということで、菊池さんのゲームマスターでセッションをやらせてもらいました。とてもおもしろかったんですが、この楽しさやノリをアニメにどう活かせるか考え、それからリプレイを読んで作品をつくっていきました。自分がやりたかったアニメ版の『ナイトウィザード』になっていると思います。原作ファンみなさんが納得できるものにしたいですし、自分自身初めての萌えアニメということで、各ヒロインはもちろんのこと、柊も彼女たちに負けずに活躍しています。ぜひ見てくださいますようよろしくお願いします」
取材/文:川畑剛
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