新市場「NEO」に初の上場
新しい株式市場、「NEO」は、新興企業の株式市場を運営するジャスダック証券取引所がことし8月に創設したもので、バイオや環境など先端技術や特許を持つベンチャー企業であれば、業績が赤字でも上場できるのが特徴です。これまでの審査の結果、東京・新宿区にある通信ソフトウエアの開発会社、「ユビキタス」が初めての上場を認められる見通しになり、新市場の取り引きが来月から始まることになりました。ユビキタスは6年前に創業し、携帯型のゲーム機などが互いに通信する際に使われる基本ソフトを独自に開発しており、ネットワーク機能を持ったテレビなどのデジタル家電の開発が進むのに伴って、事業の拡大が見込まれるとして、上場が認められることになりました。日本の新興市場は、去年1月のライブドア事件以降、取り引きが低迷しているだけに、新しい市場となる「NEO」がどこまで投資家を集められるか注目されます。 |
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