いわゆる割れについて 

「割れ」という用語についてはPeerCast界隈では知られている所だと思うので説明は省きます。その割れを使った配信者というのは確認できるだけでも結構いるようですね。中にはかなり名の知れた方も。ゲームを配信すること自体が黒であるので、割れがどうのということを深く追求するものではありませんが、私が問題にしたいのは「割れであることを公言すれば全て白になる」という話です。

以前、実況中「これは割れではないのか」という指摘を受けた配信者の視聴者が挙って「何を今更」「○○は割れを公言しているwwwww」などと言い出したのです。実況中にそういう話題になることが野暮なので指摘する方もタイミングが悪い、これはそういった意味での話題の反らせ方なのか、本当に上記のように思っているのか。気になる所です。

配信者の反応について 

少なくとも嫌気が差してやめていった方達以外の、今残っている古参配信者は現在の状況に不満とまではいかなくとも違和感を覚えているようですね。それは配信内でオブラートに包んで言ってみたり、自身のブログで語っていたりします。

と言っても思い入れのない、PeerCastという土台が使いやすいから使ったに過ぎない新規の方にはそれらは別にどうでもいい事柄なんでしょうね。その配信を見ているわけでもなし、スレだって別。伝わるわけがありません。

警察介入の危機について 

とは言っても今すぐどうこうなる、ということではないと思いますが、それよりもPeerCast全体の雰囲気を破壊する行為ではあると思っています。ある程度の強制力というか管理人という立場の人間(ボランティアで行っている立場ではありますが管理人は管理人なので)からの何らかの働きがないとただでさえ崩壊し始めているコミュニティの腐敗を早めてしまうのではないかと。

特定の配信者の極端な台頭が目立ちますね。それが枠の中に納まっていた頃は「馬鹿やってるな」で済んだ訳です。

現状は愛着も何も込める必要がないただの馬鹿が、PeerCastに大した思い入れのない馬鹿が、常識を知らない馬鹿が見境なく暴れてます。どうなるんでしょうね。やはり独りワイピの時代が来そうな気もしてきます。

絵描き配信コミュニティ 

 絵師のことについては私は詳しくないのですが、普通のCGサイトを見る限りでは絵師同士というのは仲が良くて相互リンクなどをしたり絵チャットで合作したりとそういう仲なのだと思ってました。いえ、きっと「絵師同士」ならばどこでも大体そうなのだと思います。

 お絵描き配信については私は昔からやってる数人をたまに見る程度です。ですから最近の方々の配信の方針みたいなものはわからないので見たままを書こうと思います。

 以前、専用スレッド乱立に伴ってコミュニティがさらに細分化されお互い何をやっているかわからない状態にあるということを書きました。それはお絵描き配信だと特に顕著で、視聴者の配信者崇拝振りが異常です。PeerCastの依存度というのはもともとかなりの偏執さがありましたが、それを超える信仰がそこにはありました。驚いたのは配信内で別のお絵描き配信者の話題が出たときに視聴者が乗じてその方のスレを覗いたり挨拶(荒らし的書き込みではない)すると信者が激怒するんです。「配信中に別の配信者の話題を出すな」とか「突撃はやめろよボケ」など罵声が飛び交います。

 こういうのは配信者自身快く思っていないでしょうね、きっと。上で書いた絵師同士のつながりを考えれば他の方の名前が出ることは特に問題ではないはずなのに。目立つのは一部の狂信者なんでしょうがその一部がかなりの影響力を持ってしまっていることが悪い傾向のように思います。

長いものについて 

PeerCastからは離れてしまったので今はもう実質関係ないんでしょうが、多くの傷跡を残し、多くの心無いリスナーを連れてきたことで有名な彼は別の動画投稿サイトではカリスマっぷりを発揮して大人気なんだそうです。イベントのお誘いもあったとかなかったとか。確かに彼の口癖はもはや投稿サイトの垣根を越えて2ch、普通のWebサイトでも見られるようになりました。もし彼がこちらに来ずにそのサイト内だけで完結してくれていれば私は何も思いませんし、もしかしたら見ることもあったかもしれません。ですが、実際彼はただでさえ閉鎖的で外部からの力に弱いPeerCastコミュニティをかき混ぜて行きました。そしてその配信内で行った愚行は一般的なリスナーには嫌われ、狂信者からは讃えられています。そもそも狂信者がこちらのコミュニティで生まれてしまったことも良くありません。

彼を好きでいる信者の方々はきっと彼がどんな悪行をしても離れることはないんでしょう。以前話題になったAAAというグループの落書き事件、ファンは稚拙な言葉を並べて擁護するだけで誰も批判もしなければ離れることもなかったのです。バカのファンはやっぱりバカという皮肉がよく叫ばれていました。それと似たようなものですね。タバコの善し悪しの話でもそうです。喫煙者にいくらタバコの危険性を説いたって止める人なんてほとんどいないわけです。ですからいくら彼のPeerCastでのやんちゃっぷりを多くに知らしめたところで何も変わりません。むしろこちら側が悪者になるのは目に見えています。

私はただこの気持ちの悪いブームが早く過ぎ去って廃れていくことを祈るだけです。