私は高校卒業後、定職に就かずプロサーファーを目指したものの挫折。車上生活やヤングホームレスの生活を2年近く経験しました。この時フリーターは自己表現できる職にめぐり会えず、仕方なく現在の生活を続けている人がほとんどという現実に直面しました。そこで住む場所のない求職者やフリーターが、自己啓発やモラルを身につけることができる環境を提供し、次のチャンスを獲得できるよう応援したいと考え「フリーター・求職者支援」事業を立ち上げ「衣職住」のサポートを目指し、起業しました。
「フリーター・求職者」への衣・職・住を総合支援するヒューマンサポート事業
●フリーター・求職者のニーズに対応し、建設現場での雑工事を中心とした職を提供。個々人のスキルに応じた請負単価を決定したり、高スキルの人材をリーダー指名する仕組みを持つことで、求職者の自己啓発を促します。
●レストボックスでは、短期利用が可能な住空間を1日1580円の低価格で提供するほか、中古衣料、雑貨の販売を行なうことで、フリーター・求職者が羽ばたくまでの期間、年間100万円で生活できる環境を整備している。また、敷金・礼金不要の長期契約タイプのレストボックスも用意し、フリーター・求職者のステップアップを支援します。
私は、かつてフリーターから路上生活まで経験しましたが、納得できる職を得たことがきっかけとなり、その生活から立ち上がることができました。この経験から、「働くこと」が人間の再チャレンジのきっかけであるという気持ちを強く抱くようになりました。そこで、フリーターや求職者が、「働くこと」により、将来の夢に向けての第一歩を踏み出すことができる環境を提供したいという志を持って、従来にない新しい事業を起しました。
現在の日本では、フリーター人口が200万人を超え、労働力人口6642万人の3%以上を占めるまでに至り、社会問題となっています。フリーター・求職者支援で一人一人の自己実現を促すことで、こうした課題解決に寄与し、社会貢献を果たすソーシャルベンチャーとして成長していきたいと考えています。
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