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韓国人は外国人移民に最も友好的=米シンクタンク調査

 米紙ニューヨーク・タイムズは5日、韓国人が外国からの移民に対し最も友好的だという調査結果が発表された、と報じた。

 米国の民間シンクタンク「ピュー・リサーチセンター」が4日に発表した「国際化を受け入れる態度に関する国別調査」によると、韓国人の回答者のうち、「外国からの移民を現在よりも制限・統制すべきか」という質問に対し「その通りだ」と答えた人は25%にとどまり、調査対象の47カ国の中で移民に対する拒否的な感情が最も弱いという結果になった。同センターが2002年に行った前回調査では、韓国人の回答者の37%が「移民を制限・統制すべき」と回答しているが、その後5年間で移民に対する拒否的な感情が弱まったというわけだ。

 移民に対する拒否感が強い国としては、イタリア(87%)、スペイン(77%)、米国(75%)、イギリス(75%)といった欧米の先進国や、インドネシア(89%)、マレーシア(89%)、南アフリカ(88%)、インド(84%)といった発展途上国が挙げられた。一方、韓国や日本(47%)、中国(52%)といった東アジアの国は移民に対する拒否感があまり強くないという結果になった。

キム・ミング記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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