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民主小沢代表「政権取ればISAF参加」

 民主党の小沢一郎代表は5日付の党機関誌で、海上自衛隊のインド洋での給油活動に関し「憲法上できない」との見解を重ねて表明、民主党政権になった場合には国連決議に基づきアフガニスタン本土で活動している国際治安支援部隊(ISAF)への日本の参加を実現させる考えを示した。

 見解は一問一答形式。給油活動に関し「米国が『自衛の戦争』と宣言して武力攻撃した。米国の自衛権の行使に日本が参加することは、集団的自衛権の行使をほぼ無制限に認めない限り、憲法上できない」と強調。給油は集団的自衛権の行使ではないとの政府見解には「全くの詭弁(きべん)。後方支援であり戦闘行為ではないというのが理由だが、後方支援、兵たん線は戦争の行方を決する最大の要素だ。後方支援は武力行使と一体というのが世界の常識」と反論した。

 その上で、テロとの戦いに関し「積極的に参加すべきだ。米軍中心の活動から国連活動に転換しようということだ」として「ISAFは憲法に抵触しないので、政権を担い、外交・安全保障政策を決定する立場になれば、参加を実現したい」と言明。「たとえ結果的に武力行使を含むものであっても憲法に抵触しない、むしろ憲法の理念に合致すると考えている」との認識を示した。

[2007年10月4日19時30分]

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