民主党の小沢一郎代表は5日、党本部でベールイ駐日ロシア大使、柳明桓(ユ・ミョンファン)駐日韓国大使と相次ぎ会談し、インド洋での海上自衛隊による給油活動継続問題を巡って意見交換した。小沢氏は政府・与党が検討する新法案について「新しい法律を作っても反対する」などと改めて表明した。
小沢氏は9日発売の月刊誌「世界」で論文を発表。「国連の活動に積極的に参加することは、たとえ結果的に武力の行使を含むものでもむしろ憲法の理念に合致する」としたうえで「政権を取ったらアフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)への参加を実現したい。スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に参加すべきだ」と改めて主張している。(23:01)