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<内閣府世論調査>「夫は仕事、妻は家庭」反対が過半数に

9月29日19時35分配信 毎日新聞


 「夫は仕事、妻は家庭」に反対する人が初めて半数を超えたことが29日、内閣府が発表した「男女共同参画社会に関する世論調査」の結果で分かった。内閣府男女共同参画局は「役割分担意識は変わりつつある。しかし、まだ不十分な面があり、現実とのギャップを埋める努力も進めたい」としている。
 「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」という考えに対し反対は52.1%で、賛成44.8%を上回った。この質問は92年の調査から開始し今回が5回目。92年調査は賛成60.1%、反対34.0%だったが、その後、反対が次第に増え、今回過半数に達した。ただ、女性は反対が56.9%だったのに対し、男性は賛成が50.7%に上った。
 生活で家庭を優先している人は32.4%で、仕事を優先していると答えた27.7%を上回った。ところが男女別では男性は仕事40.2%で、家庭18.5%を大きく上回り、女性は家庭43.9%、仕事17.3%。実際の生活は「夫は仕事、妻は家庭」という傾向が根強いことがうかがえた。
 調査は7〜8月、全国20歳以上の男女5000人を対象に面接方式で実施、3118人から回答を得た。【石川貴教】

最終更新:9月29日19時35分

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