中日新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

郵便料金1億2千万免れる 計数器不正操作の役員逮捕

2007年10月5日 18時19分

 愛知県警捜査2課と中村署などは5日、郵便局の計数器を自分で操作し、ダイレクトメールの差し出し枚数を少なく申告して郵便料金約1億2300万円を不正に免れたとして、郵便法違反の疑いで名古屋市中川区幡野町、会社役員小宮政昭容疑者(42)を逮捕した。「会社の利益にしたかった」と容疑を認めているという。

 調べでは、小宮容疑者は2005年12月1日から30日までの間、名古屋市瑞穂区の瑞穂郵便局で、局員が立ち会わないまま計数器を24回にわたり不正に操作。ダイレクトメールの枚数を過少申告して、郵便料金約1億2300万円を免れた疑い。

 小宮容疑者は、ダイレクトメール発送を代行する会社を経営。局員が忙しい時に「自分でやる」と言って計数器を操作、約2億1100万円を支払うべきところを約8800万円だけ納付していた。

(共同)
 

この記事を印刷する

広告