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[道交法違反]「身勝手」被告に求刑の8倍判決 鹿児島地裁

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 鹿児島地裁は、鹿児島市で一方通行をバイクで逆走するなどし、道交法違反の罪に問われた熊本市の職業不詳、外山恒一(とやまこういち)被告(37)に対し「検察官の求刑(罰金1万5000円)は著しく軽きに失する」として、このほど求刑を大きく上回る罰金12万円の判決を言い渡した。外山被告は今年4月の東京都知事選に立候補し、「こんな国はもう滅ぼせ」など過激な政見放送で注目を集めた。

 判決では、外山被告は昨年1月、鹿児島市内の一方通行の市道を逆走。同年7月には同市の国道で、法定速度を20キロ超える時速50キロで運転した。渡部市郎裁判官は「悪法には従わなくてもよい、などと身勝手な言い分を述べ、反省の情はみじんも見られない」と断じた。

 外山被告は県警の出頭命令に従わず、今年6月に逮捕され、逮捕後も黙秘を続けたため裁判になった。担当弁護士は「本人は控訴すると言っていた」と話している。鹿児島地検の小原浩司次席検事は「判決は一つの考え方として受け止める」と話した。【川島紘一】



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