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経済
町営バスで農産物輸送 栗山、9日から実験(10/03 08:11)【栗山】空知管内栗山町と財団法人北海道運輸交通研究センター(札幌)は、町営バスで遠方の農家から中心部の農協選果場まで野菜を運ぶ、物流機能を持ったバスシステムの確立を目指し、九日から二十七日まで同町内で実証実験を行う。 札大大学院経営学研究科の千葉博正教授(交通計画学)が、運行に多額の経費がかかる町営バスの新たな活用法として発案した。 実験には三軒の畑作農家が参加。ジェイ・アール北海道バス長沼営業所の二十九人乗りのバス二台を使い、車いす乗車スペースの一部に、縦六十センチ、横四十センチ、深さ二十センチの小型のカートンを一便あたり三十ケースほどを乗せ、一般客と一緒に大根やカボチャ、トマトなどの農産物を農業地帯から町中心部まで一日一回運ぶ。農家は「集荷施設まで出向かなくていいのでありがたい」と期待を寄せる。 千葉教授は「全国的にも珍しい取り組み。郵便物などの輸送も担えないか検討したい」と話している。
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