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同研究では、1歳半─2歳半の子ども175人を対象に、半分の子どもたちにプラスチック製のブロックを与え、ブロックを与えなかった子どもとの差を比較した。6カ月後に言語の習得度を計ったところ、ブロックを与えられた子どもは、ブロックを与えられなかった子どもより習得度が15%ほど高かった。
親は、どのように子どものブロック遊びを手伝ってやるかのアイディアを与えられ、4日間にわたってブロックで遊ぶ子どもの様子を記録、最後に子どもの語彙(ごい)、文法、その他の言語能力を評価する質問に答えた。
同研究をまとめたDimitri Christakis氏は論文で、子どもの脳が急速に発達する際にブロックで自由に遊ぶことで、思考や記憶などが刺激されると指摘した。
研究結果は、1日付の専門誌「Archives of Pediatric and Adolescent Medicine」に掲載された。