2回目説明会
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10月4日午後8時より第2回目の地元説明会を開催しました。
高島市が仲裁に入って頂き、話合いの司会をして頂きました。ご尽力、感謝いたします。
第1回目の話合いが罵声と反対運動の渦の中、終了して、このような話合いには今後は応じられないと市に申し出しました。
話合いの議事進行の形を民主的に変更して頂き、地元民の代表者を選出して、その方と話合いをしたいと要望し、それが出来ると言う事で、2回目の話合いが持たれたのでした。
地元民の参加を拒むことは出来ないと言われ、傍聴は差し支えないと理解した。
その前に、話合いが済むまでは強行に犬たちを施設に入れない。との市、地元の約束を守りました。
しかし、話し合いの最中、地元側は工事を妨害してきました。
入口の門柱基礎工事のコンクリート打設を、地元生コン組合が出荷拒否をしてきたのでした。
途中で出荷拒否されたのでは工事は進みません。
止む無く、工事業者の方がトラックの荷台に半練状態のコンクリートを積んで基礎のコンクリート打ちをしました。
敷地部分の土間コンクリートは未完成のままです。
このように、話し合いを進めている中、お互いの意思を尊重し、妨害しないという紳士協定をしていたのに、一方的に妨害をされたのです。
2回目の会合を持つ前に市と交渉をしました。市側の熱心な説得に応じて、今回、話し合いをする事になりました。
内容は、前回よりは罵声も少なく、合理的に進むかと見られた会合でしたが、質問者のうち、当初の3方まではこちらも誠意を持って話し合いができると感じました。
その後の17名の方々は、本題から逸脱した質問内容で、こちらの回答もまともに答えれない程のものでした。
例えば、「犬の鳴き声がうるさかったらどうするのか」「被毛が散乱したらどうするのか」「排水はどうするのか、水路が汚染したらどうするのか」などの具体的な内容の話し合いが有れば、「こういうふうに改善します」とか、建設的な話し合いが持たれるのに。
質問者は、「団体が訴訟を起こしているから信用できない」とか「動愛法に基づく届出をしろ」とか、本題から外れている事には到底、答えられない。
訴訟を起こしている問題は、司法が判断することであり、動愛法による届出は、動物を利用して商売を営む者が届出(登録)をするものであり、動物愛護団体は非営利事業のため、該当しないのである。
それをもって、届出をしろ、とは如何なものか。理解に苦しむ。その点を説明しても、聞く耳、持たず。であった。
頃を同じくして2日の日の高島市長が公式HPにて、反対声明を公表された。
内容は、環境破壊をするという事で声明文を公開されている。
この内容は、一般論としては納得するが、当事者同士が話し合いの最中である上、コメントを出した市長とは面識も無く話し合いをした事も無いのである。なのに、地元住民の意見のみを聞き、反対声明を公開する事は、偏見ではないだろうか。民主主義の世の中、少数派の意見を尊重し、数の力ではなく、双方の言葉に耳を傾けるくらいの度量が欲しいものである。
市長たるもの、多くの選挙民の支持で行政を任されたのであるから、民意を汲み取るのは当然だが、公平な立場での判断の元、声明を公表してほしかったのである。
声明文中の犬の疥癬症に関しては、科学的な根拠ある説明がなされなければならない事も補足する。
市長はまだ若い。
しかし、思慮が足りなかったでは済まされない立場であることを認識して頂きたい。
私もボランティアさんも住民票を高島市に移動すれば市民である。
古い市民に厚顔し、新しい市民には差別をするのか。と、言えるのではないか。
それでは市の発展は望めないのではないか。 再考をお願いする。
再度、地元住民の方々に申し上げます。
私たちの活動をすべて理解してほしいとは思わない。
が、身勝手な人間が動物たちを不幸にし、捨てたりして瀕死の状態にいる彼らを救い、保護しているのです。
そして第2の犬生を家族として迎えてくださるご家庭にお届けするチャンスを与える活動をしているのです。
この事を、少しでいいから判ってほしい。そして私たちの施設においての活動を見ていただきたい。
実際に、車の騒音のように犬が一日中、鳴き叫ぶのか、被毛が村中に飛び散るのか、川が汚染されるのか、それらをチェックして頂き、問題が生じて迷惑をかけるのか、それらを実際に見てください。
私たちは、保護収容する犬たちの健康管理は獣医の指導の下、毎日、衛生的に管理します。周りの野生動物のように無管理ではないのです。
論より証拠と申します。
それらを見守って頂いてから、ご判断くださるようにお願い申し上げます。
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