拘置中の男に期限切れ牛乳 署員3人を注意処分
10/04 14:28

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 大阪府警住之江署で先月末、覚醒(かくせい)剤取締法違反容疑で逮捕、起訴され拘置中だった男(30)に、同署総務課が賞味期限切れの牛乳を差し出していたことが4日、分かった。男は牛乳を飲んだ後、体調不良を訴えて急性胃腸炎と診断されたが、軽症。同署は「原因が牛乳だったかどうかは調査中だが、署員が確認を怠った初歩的なミスで、あってはならないこと」として、牛乳を出した男性警部補ら3人を厳重注意処分とした。

 同署によると、9月30日午前7時45分ごろ、同署2階にある留置場で、男が「賞味期限が切れた牛乳を飲んで腹が痛くなった」と管理を担当する男性署員に訴えた。署員が確認したところ、牛乳パックの賞味期限は「9月29日」と記載されており、男は半分ほど飲んでいた。

 病院へ連れて行こうすると、男はいったん断ったが、約1時間後、再び腹痛を訴えため同区内の病院に搬送。診断の結果、急性胃腸炎と判明した。症状は比較的軽かったが、病院では牛乳が直接の原因かどうか特定できなかったという。

 牛乳はこの日、署内に拘置中だった15人分の朝食としてパンとともに用意。このうち13本は賞味期限が「10月9日」になっており、2本は29日の期限切れだったが、男が飲んだ以外のもう1本はだれが飲んだか分からないという。

 納入業者が29日夕に期限切れの牛乳を同署へ配達したが、当日担当の署員3人が配ぜん前のチェックを怠り、誤って差し出したことが原因と判明した。

 腹痛の原因についてはメーカーにも問い合わせた上で、男が飲み残した牛乳の外部鑑定を進めており、細菌の繁殖状況などを調べている。

 男は9月6日、同区内の路上にレンタカーを止めて車内で寝泊まりしているのを同署員に職務質問され、尿検査の結果、覚醒(かくせい)剤の陽性反応が出たため同容疑で逮捕された。関係先からは覚醒剤の粉末も見つかり、27日に起訴された。

 山崎正幸副署長は「賞味期限切れ牛乳との因果関係は調査中だが、厳正な留置場を管理する担当者のミスはあってはならない。二度とこのようなミスが起きないよう指導を徹底したい」と話している。

 

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