英保守党 選挙での対決に意欲 イギリスの野党第1党、保守党のキャメロン党首は、3日、中西部ブラックプールで4日間にわたる党大会を締めくくる演説を行いました。この中で、キャメロン党首は、10年にわたる労働党政権の下、イギリスでは犯罪が増え、教育や医療の質も改善されていないと批判し、真の改革を実現できるのは保守党だと主張しました。イギリスでは、ことし6月にブラウン首相がブレア前首相から政権を引き継いだあと、落ち込んでいた与党労働党の支持率が大幅に伸びて保守党を上回り、この勢いに乗ってブラウン首相が年内に総選挙を実施する可能性が取りざたされています。政権奪還を目指す保守党にとっては厳しい情勢になっていますが、キャメロン党首は、演説の中で、あえてブラウン首相に選挙で国民の信を問うよう呼びかけ、労働党との対決に意欲を示しました。ブラウン首相は、今回の保守党大会を受けて行われる世論調査の結果も踏まえ、この週末にも解散総選挙に踏み切るかどうかを決断するものとみられています。 |
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