Anna☆〃

あたしがバンドをやっていた頃、とても仲良くしていたACT-laser(アクトレーザー)

と言うHMバンドが在った。

一緒にツアーとか回ったり本当に楽しかったな。

そのバンドで本当に大好きな曲が在るんだ。

タイトルはelf、音源も無いんだけど、未だに口ずさめる。

Voのシゲちゃんの声、良く透るんだけどすり切れた様な切ない声。



elf(エルフ)

いつからか欲を　満たすことが出来なくて
生きることも　困難で
安らぐ場所を　見つけ出すことさえも
不愉快で在ると　思えた



とかね。

分かんない欲求不満を抱えながら行き場所を求めていくのが

自分と重なり合うんだ。

愛されるより

愛することの喜び。

もう人を愛することは無いかも知れない。

自分から愛することを拒否している。

最後の愛が壮絶でとてつもない形で

人間が最も恐れる形で

強制的に終わってしまったから。



最近人を愛する夢をよく見る。

夢の中ではブレーキなどかからない。

あの人の噛んでいるガムを欲しがったり

その様子はとても無邪気だった。

あからさまに貼られた規格外というレッテル。

知り合いのブログを覗いたら

あたしがやるはずだった仕事がそっちへ。

知り合いに対する感情は全くと言っていいほど無いが

仕事を向こうに依頼した局が気に入らない。

仕事というのは公共の電波を使う内容なのだが

一週間前に断りの連絡が来た。

その企画は潰れたと思っていたのに。

ちょっとわがまま言い過ぎたのかな。

局はどうしても枠にはめたがる。

当たり障りのない方が良いのだろうか？

色んな考えが頭の中を駆けめぐる。

行き着いた先が

あたしは'''規格外'''ってこと。

髪も切ってイメチェンして出来るだけ爽やかに居たのに

黒いモノ出ちゃってたのかな？

此処はすっぱり縁がなかった。と

潔く受け入れよう。

どうして　狂え無かったのだろう

あんなに発狂して　あんなに泣いて

どうして　狂え無かったのだろう

あんなに叫んで　あんなに痛くて

狂えてしまえたら　どれ程楽に成れたでしょう

狂えてしまえたら　優しさを忘れずに居れたでしょう

もう二度と届かない　もう二度と感じない

無くしたものは余りにも大きくて

無くしたものは余りにも重すぎて

悲しくて　触りたくて　

寂しくて　逢いたくて

この胸に　この腕に

刻んだものは　ただ　ただ　現実

生くべき場所は　意味は　存在は

何処にも　無くなった

無くす前には　繋がっていたのに

無くす前から　分かっていたのに

始めて気が付いた　今更気が付いた

此の世には　何もなかったことを

始めて気が付いた　今更気が付いた

全てに　絶望していることを




生けるだけ　生きましょう

自分の為に　生かされるだけ

ただ　それだけ