中学の同級生だった男性(20)に手錠を掛けて約2週間監禁したとして、鹿児島県警薩摩川内署は1日、監禁容疑で薩摩川内市御陵下町、自営業堀田和希容疑者(21)ら5人を逮捕した。5人はいずれも「被害者が手錠を掛けてくれと言った」などと供述し否認。同署は男性がほお骨を折っていることから、暴行の疑いもあるとみて追及する。
調べによると、堀田容疑者らは共謀し、9月10日ごろから22日までの間、「逃げたら殺すぞ」と脅し、同容疑者が店長を務める衣料品店内の部屋に監禁した疑い。
男性は、5人が400年以上の歴史がある地元の伝統行事「川内大綱引」に参加し、留守したすきを見て逃走した。堀田容疑者とは中学時代の同級生で、いじめを受けていたと話しているという。
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