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PRIDE.28
2004.10.31 さいたまスーパーアリーナ
PRIDEミドル級タイトルマッチ 1R10分、2・3R5分 試合結果速報
2R 3分26秒 KO(スタンドでの膝蹴り)

ヴァンダレイ・シウバ / WANDERLEI SILVA
WANDERLEI SILVA
ヴァンダレイ・シウバ
WINNER

QUINTON RAMPAGE JACKSON
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン / QUINTON RAMPAGE JACKSON
 約1年ぶりの再戦。吉田秀彦は「シウバに勝って欲しい。僕が初めて倒す人間になりたい」と希望を込めた予想をする。ヘンダーソンやヒーリングもシウバの勝利を予想し、戦前の予想は無敵の王者シウバが有利だ。ブラジルのいち無名戦士が、PRIDEに出場するチャンスを得て地位も名誉も富みも人気も、全てを手に入れた。その象徴であるベルト…これを失う事は全てが手元から離れていく事を意味する。PRIDEとはギャンブルだ。お互いが持っているものを全て持ち寄り、リングに賭け、勝利したものが全てを持ち去る。

 改心した事ばかりが取り上げられるジャクソンだが、現在考えうる最強のチャレンジャーである事は間違いない。シウバ自身も、「ジャクソンが強いライバルである事は認めている」とそれは認める。いつもなら飛び出す「KO宣言」や「ボッコボコ発言」はなぜか今回はしなかったシウバ。そこに、シウバがいかにジャクソンを警戒しているのかを見ることが出来た。

 オープニングの全選手入場式は、二人きりでリングに上がった。シウバの肩には黄金のベルトが掛けられ、ジャクソンの首にはロザリオが掛かっている。両手を合わせ、天に向かって指差すジャクソン。この闘いを神に捧げるとでも言うのか。そんなジャクソンに、シウバは獣のような鋭い視線を送り、「覚悟はいいか?」とばかりに指差す。ジャクソンはそれを見て僅かに微笑を浮かべながら、特に何の反応もしない。シウバはずっと三角形に釣り上がった目で、睨み続けていた。

 24,082人、超満員の観衆からひと際大きな歓声が沸き起こった。いよいよ、PRIDEミドル級タイトルマッチの開催である。花道に登場したジャクソンはオオオーッと咆哮、何事かを喋りながら歩を進め、もう一度咆哮する。観客とハイタッチを繰り返し、ゆっくりゆっくりと入場。リングに上がると、入場式と同様に天を指差す。続いてシウバは、両手を大きく広げ、貫禄タップリの入場だ。しかし、あろうことかシウバのこの入場中に、ジャクソンはリング上で携帯電話を持って電話を始めたではないか。どこにかけたかは分からないが、おちょくった態度である。シウバはリングに上がる際、勢いあまって階段を踏み外す。そして、両国の国家吹奏が行われ、立会人の高田延彦・統括本部長よりタイトルマッチの認定宣言が行われた。そしてリング中央で激しく睨み合う両雄。いや、睨んでいるのはシウバでジャクソンは見下すような表情だ。二匹の獣が、檻から解き放たれる!

第8試合 1R10分、2・3R5分 試合結果速報
1R 0分46秒 肩の脱臼

ミルコ・クロコップ / MIRKO CROCOP
MIRKO CROCOP
ミルコ・クロコップ
WINNER

JOSH BARNETT
ジョシュ・バーネット
ジョシュ・バーネット / JOSH BARNETT
 遂にこの時がやってきた。ジョシュ・バーネットのPRIDE参戦である。「ヘビー級TOP3に勝てるとすればこの男」と長らくファンの間では囁かれていた。今でこそプロレスラーを名乗っているジョシュだが19歳で総合格闘家としてプロデビュー。24歳の若さでUFCヘビー級のベルトを巻いた格闘エリートなのだ。UWFに感化されたというグラウンドテクニックはまさに回転体そのものだ。そんなジョシュにとって格闘技とプロレスのテクニックに違いはない。「実際に俺はジャーマンスープレックスを試合でも使っているだろう?効果的であればプロレスの技も充分使えるんだ」と笑みを浮かべる。タックルと投げに加えてスープレックスを使えばミルコをテイクダウンすることも難しくないというジョシュ。公開練習でも左ハイキックをキャッチしての裏アキレス腱固めや左ミドルを掴んでドラゴンスクリューなどミルコの得意技をプロレス技で切り返し挑発した。「目標はPRIDEのベルトを獲ることだ。格闘技界の三冠王になって俺がキング・オブ・カクトウギ!」とあくまでミルコはステップとしか考えていない。

 対するミルコはこれまで通りノーコメントを貫き通した。しかし今回ジョシュを指名したのはミルコ本人である。一回戦で敗れたものの、8月にはヒョードルの実弟アレキサンダーをKO。今日、ジョシュを倒す事になればヘビー級GP決勝まで勝ち残ったのも同然。誰の目にも分かる形でPRIDEヘビー級タイトルマッチの切符を手にする事になるだろう。

 新日本プロレスのタオルを頭からかぶり、パンクラスのベルトを腰に巻いて現れたジョシュ。名前がコールされると観客席からは大歓声が。対するミルコも負けてはいない。入場曲に合わせて手拍子が起こる。二人の体重差は15kg以上あるが、ミルコが4点ポジションでの膝蹴りを承諾。通常のPRIDEルールで行われる事となった。そしてリング上で二人が対峙すると会場のボルテージは最高潮に達した。8月のヒョードルVSノゲイラ戦から約2ヵ月。裏「60億分の1」決定戦が幕を開ける!

第7試合 1R10分、2・3R5分 試合結果速報
1R 1分15秒 TKO(肩の脱臼)

中村 和裕 / NAKAMURA KAZUHIRO
NAKAMURA KAZUHIRO
中村 和裕

DAN HENDERSON
ダン・ヘンダーソン
ダン・ヘンダーソン / DAN HENDERSON
 前回のブスタマンチ戦に続き、来年のミドル級GP出場への査定試合の意味合いを持つ一戦。カズは「前回ほどの気負いはない。パンチは全部よけて、華麗に一本で勝つ」と冗談とも本気ともつかないような事を言うほどリラックスしている。それでも、ヘンダーソンが2度もオリンピックに出場している事については、かなり意識しているようだ。「オリンピック出場は自分にとっても夢だった。もし、あのまま柔道を続けていたらどこまで行けたのか…それを確かめる試合になると思う」と、柔道VSレスリングの異種格闘技戦でありながら“俺だけのオリンピック”のつもりで挑む。

 一方、これが1年ぶりの試合となるヘンダーソン。随分とブランクが空いてしまったが、本人は全く気にしてはいない。かと言って、ヘンダーソンから見ればグリーンボーイであるカズを甘く見ているわけではない。「タフな相手でハートが強く、コンディションを常に整えている選手という印象がある。特に何が得意というものはないが、バランスが整っていると思う。一試合一試合確実に強くなっていて、手強い相手だと認識しているよ」と言い、同じジムの柔道の経験がある選手をパートナーに柔道対策も積んできた。前回、カズが判定で辛勝したブスタマンチには、秒殺KO勝利も飾っているヘンダーソン。準備は万全、狙うはミドル級GPでの優勝のみ。“陰の実力者”が日本のホープの芽を刈り取るような強さを見せるか? 

 後ろに両手を隠してセリ台を上がってきたヘンダーソン。その両手を広げると、チーム・クエストのシンボルマークにもなっている超人ハルクのような緑色の拳を付けていた。ニッコリと笑ってガッツポーズするヘンダーソンのパフォーマンス。カズはいつもどおり、青い柔道着に身を包み、左右の拳を何度も打ち付けて気合いを入れての入場。背中にしてあるテーピングには、“元気印”と書かれている。

第6試合 1R10分、2・3R5分 試合結果速報
1R 6分23秒 TKO(スタンドでのパンチ)

マーク・ハント / MARK HUNT
MARK HUNT
マーク・ハント
WINNER

DAN BOBISH
ダン・ボビッシュ
ダン・ボビッシュ / DAN BOBISH
 総合格闘技デビュー戦となった吉田秀彦戦。敗れはしたもののマーク・ハントはそのポテンシャルの高さを充分に発揮したといってもいいだろう。吉田にテイクダウンされながら、グラウンドで上手く体を反転させて上のポジションを取るバランスの良さ。そして吉田の腕十字とオモプラッタを凌いだ。総合格闘技でも成功できると確信したハントは「あの試合でレスリングと柔術が必要だと気付いた。コーチ陣も一新して、ずっとグラウンドの練習をしているよ」と弱点の強化にも余念がない。ゲームプランは単純明快。「倒されないでスタンドで殴る」それだけだ。

 最近は『ハッスル』でプロレスラーの活躍が目立つダン・ボビッシュだが本来はれっきとした総合格闘家だ。過去、2戦はサミング、体調不良で思うような結果は残せなかったものの「今回はベストコンディション。日本で初めて本物のダン・ボビッシュを見せることが出来る」と話す。「無謀な殴り合いはしない。観客よりも勝ちが大事だ」と今日のボビッシュはマジモードだ。

 二人ともTシャツ姿で地味な入場。しかしそれは逆に二人のこの戦いにかける純粋な思いを現しているようだ。

第5試合 1R10分、2・3R5分 試合結果速報
2R 3分52秒 ドクターストップ

金原 弘光 / KANEHARA HIROMITSU
KANEHARA HIROMITSU
金原 弘光

ALISTAIR OVEREEM
アリスター・オーフレイム
アリスター・オーフレイム / ALISTAIR OVEREEM
 年の差は10歳。金原がリングスですでにメインを張っている時に、アリスターは第1試合でデビューした。この二人には因縁がある。2000年2月、オランダの大会で金原はアリスターの兄ヴァレンタインと対戦し、KO勝利を収めた。その際、リングに上がったアリスターは「今は勝てないけれど、いつか必ずお前を倒してやる!」と金原に食って掛かったという。4年の時を経て、“約束の日”は来た。

 金原は「ヒザ蹴りが脅威。背の高い人間がどうやって闘うべきかを知っている。ミルコとはタイプが違う」と言い、アリスターは「ミルコ戦を見て、彼のファイティング・スピリットに感銘を受けた。とにかくタフなヤツだよ」とやはり敬意を表する。それでも、金原は「まだまだ若いモンには負けん!」と吼え、アリスターは「3分以内にKOする」と挑発。日本の総合格闘技界を代表するストライカーでもある金原と、純粋ストライカーのアリスター。勝った方が間違いなく、ミドル級GPの出場権を得る事が出来るだろう。金原はPRIDE初勝利、アリスターはPRIDE復帰初勝利をそれぞれ狙う。

 攻撃性にスピードが加わった事を現しているという、母国オランダのカラーでもあるオレンジ色のトランクスとTシャツを着て、お馴染みのビッグハンマーを右手に掲げて登場したアリスター。笑みを浮かべながらの入場で、緊張感を感じさせない恐るべき24歳だ。一方の金原は花道を歩く前に、両手を大きく広げてアピール、同時に深呼吸した。セコンドには元リングスの後輩、滑川と伊藤を従えている。やや緊張気味の面持ちだ。

第4試合 1R10分、2・3R5分 試合結果速報
1R 12秒 KO(スタンドでのパンチ)

エメリヤーエンコ・アレキサンダー / EMELIANENKO ALEXANDER
EMELIANENKO ALEXANDER
エメリヤーエンコ・アレキサンダー
WINNER

JAMES THOMPSON
ジェームス・トンプソン
ジェームス・トンプソン / JAMES THOMPSON
 「ミルコに負けた瞬間?多くの選手が負けた時に感じるシンプルな感情があっただけだよ。『あそこでミスを犯してしまった』『もう一度対戦したい』あの試合が自分の成長するステップになるように思い続けているんだ」

 初のKO負けを喫したミルコ戦を振り返り、アレキサンダーはそう語った。

 その後もアレキサンダーは今までにないほど饒舌だった。敗戦のショックを引き続いていないと言っていいだろう。兄ヒョードルの負傷により走りこみとボクシングトレーニングに力を入れたというアレキサンダーの体はグッと引き締まっている。10月に行われた『M-1』でのカーロス・バヘット戦も「出来るだけ試合間隔を空けたくなかったから」と問題はない。

 これまで総合格闘技界において目立った活躍のなかったイギリスから未知の強豪が殴りこんできた。190cm、120kgという恵まれた体を持ったジェームス・トンプソンは勝ち試合のほとんどがパウンドによる秒殺という戦績の持ち主だ。「俺はリングに上がると人が変わるんだ!全速力で相手にぶつかっていくぜ!」と鼻息荒い。まだ格闘技を始めて2年半というこの男。アレキサンダーを倒して一気にヘビー級戦線に食い込みたい。

 入場時から気合入りまくりのトンプソンは目をカッと見開き早く戦わせろと言わんばかりに体を振るわせる。対するアレキサンダーは冷静な表情。兄ヒョードルが見守る中、静かにゴングを待つ。

第3試合 1R10分、2・3R5分 試合結果速報
1R 8分37秒 スリーパーホールド

ヒカルド・アローナ / RICARDO ARONA
RICARDO ARONA
ヒカルド・アローナ
WINNER

SERGEY IGNATEV
セルゲイ・イグナチェフ
セルゲイ・イグナチェフ / SERGEY IGNATEV
 来日前は例によって“全てがシークレット”だったイグナチェフだったが、大会2日前にその素性を明かした。彼は驚く事にロシア柔道界のトップスターであり、日本には嘉納治五郎杯出場のため来日した事もある。国際大会ではあの吉田秀彦、鈴木桂司とも対戦した経験があり、世界選手権では3位に入賞した事もあるという。オリンピックの代表候補ではあったが、ナンバー2の地位だったため出場は出来なかった。年齢的なものから柔道を引退して総合に転向し、ロシア国内での戦績は15戦全勝・全て一本勝ちという戦績を収めているという。「ロシアで経験を積み、国際大会であるPRIDEに出る自信がついたから来た」と準備万端をアピール。「私は勝つためにロシアから来た」と豪語する。

 一方のアローナは、前回のジャクソン戦にかなり不満を持っている。「不運なバッティングがあったんだ。本当ならあそこでノーコンテストにすべき。あのまま進んでいれば私が勝っていたんだ」と主張する。本来なら、今回シウバに挑むのは自分であったはずだ、と。しかし、現在は気持ちを入れ替えて来年のGP出場を視野に入れている。そのためにも、この不気味なロシアのニューカマーに敗れるわけにはいかない。

 まずはイグナチェフがニットキャップを被り、シャドーボクシングをしながら軽快な入場曲で日本のリングに初見参。アローナヘ柔術衣を身にまとい、ゆっくりとリングへ向かって歩を進めた。リングインすると、リングに突っ伏してお祈りを捧げる。セコンドにはノゲイラの姿も見える。ロシアVSブラジル、サンボVS柔術の宿命の対決、いざゴング鳴る!

第2試合 1R10分、2・3R5分 試合結果速報
2R 4分54秒 スリーパーホールド

チェ・ム・べ / CHOI MU BAE
CHOI MU BAE
チェ・ム・べ
WINNER

SOA PALELEI
ソア・パラレイ
ソア・パラレイ / SOA PALELEI
 緑の「→」マークというヒーリング顔負けの派手な髪型のソア・パラレイだが、穏やかな口調で話すその姿からはインテリジェンスな雰囲気が漂う。ノヴァユニオン系の柔術家でキックボクサーのへスキーコーチから総合格闘技の手解きを受けたパラレイは自らと得意技をグラウンド&パウンドだと言い切る。また「抱きついて寝転がっていても楽しくないだろう?だから俺は一本かKOを狙って戦うのさ」とプロ意識も高い。

 一年前、ファンクラブのイベントで来日したチェ・ム・ベは今やPRIDEナンバーシリーズに出場するファイターにまで成長した。実はこのチェ、今年6月に韓国で行われた「グラジエーター」で全選手中ナンバーワンの歓声を浴びるほどの英雄なのである。前日のインタビューでは「キックボクサーだという認識がある。パラレイが前に出てきたところに上手くカウンターでタックルに入りたい」とゲームプランを語った。

 グラウンドでどちらが上のポジションを取れるか?それがこの試合の鍵となるだろう。

第1試合 1R10分、2・3R5分 試合結果速報
1R1分55秒 TKO(グラウンドでの膝蹴り)

横井 宏考 / YOKOI HIROTAKA
YOKOI HIROTAKA
横井 宏考

HEATH HERRING
ヒース・ヒーリング
ヒース・ヒーリング / HEATH HERRING
 26歳同士の対決ではあるが、PRIDEでのキャリア的にはヒースが大ベテラン。ヘビー級GP開幕戦で、横井がノゲイラを相手に大善戦したのは日本中が驚いたが、ヒーリングもまた「無名なのにこんなに強い選手が日本にいたのか!」と驚いたという。ヒーリングは横井を「ニュージェネレーション」として認識し、世代交代はさせまいとしている。ノゲイラ戦後は練習の本拠地をオランダから母国アメリカに移し、UFCのトップファイターであるフランク・ミアを育てたヒカルド・ピレスとセルゲイ・ペーナに師事。ブラジリアン柔術の習得に勤しんでいた。ニュー・ヒーリングがどんな闘いを見せるのか、そして横井の進撃を食い止めることが出来るのか?

 一方の横井は、ノゲイラ戦同様に全くプレッシャーも恐怖心もない。ヒーリングとの試合は「日米イケメン決定戦です」と笑い飛ばし、「前から好きな選手だったので、面白そうですね」とまるで子供のようにはしゃいでいた。横井といえばぽっこりと出たお腹がトレードマーク。「僕はこれからデブの星になります! デブでもやれば出来るんだって事を証明します!」と“おデブのヒーロー”を目指す事を宣言した。ヒーリングとはお互いにGPでスピニング・チョークに敗れた者同士、しかし、お互いに「スピニング・チョークをマスターした」という。この試合でもスピニング・チョーク合戦を繰り広げるか!?

 テキサス出身らしくカントリーミュージックに乗って入場してきたヒーリング。横井はパーカーのフードを被りながら、涼しい表情でリングに歩を進めてきた。再びヘビー級トップ3へ続く階段を登るのはどっちだ!
大会名称 PRIDE.28
開催日 2004年10月31日
会 場 さいたまスーパーアリーナ

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