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姫川病院債権者ら賠償請求へ
糸魚川市の糸魚川医療生活協同組合「姫川病院」が6月末に経営破たんし閉院した問題で、債権者86人が3日までに、経営陣を相手取り、組合費の返還を求める損害賠償請求訴訟を近く起こすことを決めた。請求額は5億3311万円に上る。
6日午後2時から同市で集会を開き、原告団を結成。今後のスケジュールなどを検討する。
同病院組合債は総額12億2000万円。債権者総数は341人。経営破たん後、債権者らは相談会を2回開き、裁判参加の意思を確認する委任状と詐欺罪による刑事告訴状を募ったところ、86人が提出した。
関係者によると、86人が購入した組合債は1人当たり平均約620万円になる。個人で3650万円の組合債を購入した人もいた。
新潟日報2007年10月4日
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