2007年10月4日 [木]
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世界中に憲法9条を 平和省設置へシンポ

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世界中に憲法9条を 平和省設置へシンポ

平和省地球会議沖縄シンポジウムで発言するパネリストら=2日夜、琉球大学

 あらゆる紛争を非暴力で解決するために「平和省」設置を目指している市民団体のメンバーらが平和について語る「平和省地球会議・沖縄シンポジウム」(同実行委員会、平和省プロジェクトJUMP主催)が2日夜、西原町の琉球大学で開催された。パネリストらは「世界中に憲法九条があればいい」「活動が違っても平和の会話はつくっていける」などと話し、平和への思いを共有した。
 シンポジウムには、ドット・メイヴァー「ピースアライアンス」事務局長=アメリカ、きくちゆみ平和省プロジェクトJUMP代表=千葉県、平良夏芽沖縄平和市民連絡会共同代表=沖縄、荒木汰久治ホクレア号日本人クルー=同=がパネリストで参加した。
 きくちさんは身近な平和について説明、平和省設置の目的について「軍事予算はものすごく高い一方で、平和構築予算はゼロ。平和構築こそ予算が必要で、これこそ日本の国際貢献」と訴えた。
 平良さんは「今、嘉手納基地は世界中の子供たちを殺すためにある。沖縄は恐怖だと思っている子供たちも多い」と指摘し「私の夢は嘉手納基地をサンダーバード(国際救助隊)基地にすること。夢として持ち続けたい」と平和を望んだ。
 ドットさんは、アメリカで草の根運動から始まった平和省設立の活動が活発になっていることを説明し「一人一人ができることは、周囲に平和を作り上げること。二度と戦争が起こらないように」と話した。

(10/4 10:03)

 
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