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講演で母校の後輩たちにエールを送る勝山康晴さん=藤枝市立大洲中 |
国内外で活躍するダンスグループ「コンドルズ」のプロデューサー兼ダンサー、勝山康晴さん(36)が3日、母校の藤枝市立大洲中で講演し、「夢を見つけたら、口に出して言い続けよう。そしたら、きっとかなう」などと現役中学生たちに熱く語り掛けた。 勝山さんは同校から藤枝東高、早稲田大に進み、1996年、ダンスや音楽の仲間とともにコンドルズを結成した。勝山さんは「正直言えば、中学時代は、やりたいことや夢はなかった。高校時代にバンド活動を始め、音楽で生きていきたいと初めて思った」と中高生時代を振り返り、生徒たちに「いま夢がなくても、不安に思うな。まずは好きなことをとことん追求してみよう」と呼び掛けた。 また、「僕は無名の学生時代からずっと、『メジャーデビューしたい』と言い続けてきた」と述べ、「好きなこと、やりたいことが見つかったら、恥ずかしがらずに口に出す」という勝山流有言実行術を提唱した。 コンドルズは来年1月12日、焼津市文化センターで県内初公演を行う。勝山さんは「僕を育ててくれた地元に恩返しするステージにしたい」と意気込みを語った。 |