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第964回
知られざるスロヴェニア ヨーロッパ最大の地底世界を行く
2006/06/10 (土)21:00〜
今週のミステリーハンター
浜島 直子(はまじま なおこ)
1976年9月12日生まれ。北海道出身。「はまじ」の愛称で、雑誌、CMなどで活躍中のモデル。特技は本人曰く「料理くらい」。しかし、NHK教育テレビ「フランス語会話」の司会経験から、レポート中にフランス語が飛び出すことも!最近は英会話にもチャレンジしているとのこと。 ミステリーハンターは今回で26回目(スペシャルの回は含まず)。
浜島 直子
(はまじま なおこ)

地図今回ご紹介するのは、1991年にユーゴスラビアから独立を果たしたスロヴェニア。日本人にはまだ馴染みが薄い国ですが、古くからヨーロッパ屈指の山岳リゾートとして知られ、四国ほどの小さな国土には美しく、また驚きの大自然を秘めているといいます。そんなスロヴェニアの魅力をレポートしたのはミステリーハンター・浜島直子さん。昔から神の住む山として、また民族独立の象徴として人々に崇められてきたトリグラウ山や、アルプスの瞳と呼ばれるブレッド湖、さらに日本の鍾乳洞とは桁違いのスケールだという巨大な地底世界に足を踏み入れます! 浜島さんの目に映ったスロヴェニアの様子とは・・・?

Q.ヨーロッパの知られざる国、スロヴェニアを訪れた感想は?

まるで絵葉書!みたいなブレッド湖この取材をするまでスロヴェニアについて全く知らなかったんですが、美しい山あり、湖あり、さらに地底世界あり!の素晴らしい国でした。ふと目に入る景色が、まるで絵画のような美しさだったりするんです。日本よりも太陽の光が濃いせいか、街で見かける果物や野菜まで、すべての色彩が120%発色しているような感じでした。またその美しさからアルプスの瞳と呼ばれるブレッド湖は、遠くから見るとエメラルドグリーンで、絵の具を溶かしたような湖。でも近くで見ると緑が深まる不思議な色をたたえているんです。その真ん中には趣のある教会が建っている島があって、まるでお伽の世界が現れたような景色ですね。島に渡る手段は手漕ぎボートなので、一生懸命に漕いでいると、角度や太陽の光によって湖面の表情がくるくる変わったりも。本当に心の中までピュアになる自然が広がっているんです。ユリアンアルプスの最高峰トリグラウ山季節的にスギ花粉がいっぱい飛んでいたらしくて、ボートに乗ろうとしたら中がうっすら黄色くなっていたんですが、その花粉の黄色でさえ、いつもとは違って「きれい!」と思っていましたから(笑)。
またスロヴェニアの首都リュブリャナは落ち着いた雰囲気で、クラシックな建物がとても美しい街並みでした。撮影をしているところに通りかかった人たちは、カメラに映ろうと寄ってくるのではなく、みなさんニコニコしながら見守っている感じ。素朴で照れ屋さんな印象でした。スロヴェニアの人たちが日本についてどのくらいご存知かインタビューをすると、カメラに映るのがとても照れくさいようで、恥ずかしがりながらお話しくれました。

絵画の気分!?

Q.300万匹のミツバチに囲まれながら実感!?
   スロヴェニアの人々と自然の関係とは?

巣箱はこんなにカラフル!スロヴェニアでは養蜂が盛んで、ミツバチをとても大切にしているんです。そこで養蜂家のプラネさんを訪ねたんですが、お会いしてすぐは俗世間にまみれていない雰囲気のプラネさんを、ちょっと変わっている人かな?と思いました。それに、どんなこともやさしく丁寧にお話して下さるので、初めはなぜいつもそんなに穏かでいられるんだろう?と不思議に感じたりも・・・。でも本当は変わっているのではなくて、とても器の大きな方だということに、取材をしながら気がつきました。というのもプラネさんは、自然の中にいるミツバチを扱っているのではなくて、自分も自然の中にいて共存している感覚なんです。私たちは環境保護のために、よくエコエコって口にするけれど、考えてみれば人間も自然の一部ですよね。その点プラネさんは、自分が生きていることも含めた自然の中に、ごく普通にいられる人なんだと思いました。ミツバチを操るのではなく、寄り添って生きているんだなって。だからミツバチにも私たちにも同じように穏かに、決して横柄にならずにいられるのかなって。ミツバチは300万匹もいるんですが、何のガードもしていないプラネさんを全く刺さないんですよ。取材をしているとき、ハチはこちらから攻撃しなければ刺したりしないといくら理解していても、私はやっぱり恐怖心が消えなくて、何か保険が欲しくて網を被っていました。でもプラネさんを見ていると、何を怖がるの? それは蜂より上に立とうとしてるからじゃないの?と思えてきて・・・。実際に網を外したら本当に平気で、自分がやさしい気持ちでいればそれが伝わるんだなって、体験することができました。

ドキドキ

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