県新幹線交流推進課
2007年10月4日(木) 東奥日報 ニュース


■ 県内中核病院の入院待ち依然深刻

−PR−


 弘前大学医学部付属病院の入院待ち患者が五百二十二人、県立中央病院(青森市)は三百五十人に上るなど、県内中核病院の入院待ちが依然深刻であることが三日、分かった。県病では、麻酔科医の減少や、手術場不足も影響し、数カ月の手術待ちも生じている。同病院は「急を要するケースを優先し、そうでない場合は、安定した環境で手術するようにしている。患者さんの不安を取り除くように努力したい」と理解を求めている。

 県病によると、九月二十六日現在の待機患者は三百五十人。このうち手術待ちによる待機者は約八割に当たる二百七十九人で、昨年の二百五十九人、一昨年の二百二十八人より増えている。この理由について県病は(1)麻酔科医が今春、六人から四人に減り、手術予定が組めないケースがある(2)九つの手術場がふさがる場合もある−などを挙げている。十月から一人増の五人体制となったが、まだまだ足りず、麻酔科医の疲労感が改善されていない状態だ。

 県病の吉田茂昭院長は「麻酔科医は二人減になったが、待機手術数がそれほど増えていないのは、残っている麻酔科医が頑張っているため」とし「急患を優先し、対応できない場合は他病院へ紹介している。一日でも早く手術したいという待機患者さんを必要以上に不安にさせないように、きめ細やかな対応を徹底したい」と語った。診療科では、心臓血管外科、整形外科、脳外科などで手術待ちが目立つという。

 弘大病院では三日現在、入院待機患者は五百二十二人。このうちベッドの空き待ちが約32%、手術待ちが約24%、検査の関係による順番待ちが約9%だった。また個人の都合による手術待ちは約28%に上った。八戸市民病院の入院予定者は百四十三人。ベッドが空いている病棟もあるが、ここでも麻酔科医不足などで手術予定が延びることなどもあるという。



PR ・東奥日報CD縮刷版 購入はこちら
・スクラッチを削ってノートパソコンや液晶TVを当てよう!
・3年毎のボーナスつき女性専用入院保険
・【あなたに最適の保険を紹介!】安心・充実《三井生命》の保険
・CAD設計のプロとして活躍したいなら迷わずヒューマンアカデミー

最新のニュース
10/04 11:39 県内中核病院の入院待ち依然深刻
10/04 11:39 弘前中央病院が最新CT導入
10/04 09:07 領収書は全額添付/県議会政調費
10/04 09:07 ドクターヘリ来年度にも配備/県
10/04 09:07 センサ工業が3工場を八戸へ集約
10/04 09:07 新戸部会頭が続投へ/弘前商議所
10/04 09:07 高校生16人にスキルアップ認定
10/04 09:06 看護学科申請取り下げ/八戸短大
10/03 22:00 「みちのく国道駅伝」青森に到着
10/03 21:21 弘前商議所が100周年記念式典
10/03 20:45 卓球少年男子が12度目V/国体
10/03 19:40 秋彩るハマギク見ごろ/種差海岸
10/03 18:49 酒気帯び運転の教頭免職/県教委
10/03 16:58 県職員昼休み短縮で飲食店悲鳴
10/03 16:58 京都造形芸術大の「ねぶた」完成
10/03 14:10 中小企業の金融改善へ県検討会議
10/03 14:10 生産中心に持ち直し/8月県内景気
10/03 13:07 岩木川のこみち、園児ら歩き初め
10/03 11:46 高齢者医療費の負担増凍結で波紋
10/03 11:45 大学祭で「キビタキ船長」の寸劇
10/03 09:27 県内高校生「本読まない」4割超
10/03 09:26 融資でミス100件/旧つがる農協
10/03 09:26 被疑者死亡で不起訴/母子4人殺害
10/03 09:26 海外派遣経費を半減/県議会自民
10/03 09:26 狙え種牛全国区 和牛五輪に14頭

HOME
47club
47news
 東奥日報
ニュース速報
メール配信サービス
Web広告の申し込み
通信講座 庭木の手入れ
講談社