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宮崎市の児童館から捨て猫五匹の引き取りを依頼されて困った同市保健所の職員が、同市大瀬町に猫を遺棄していたことが30日までに分かった。同保健所衛生環境課の船木浩規課長は「対応に困ってのことたが、行為そのものが良くなかった。反省している」と話している。
同保健所によると、26日に児童館から捨て猫五匹の引き取りを依頼され、対応に困って同日中に遺棄したという。2日後、付近住民から警察に捨て猫の通報があり、四匹を保護したが一匹は見つからなかった。
動物愛護管理法は、犬や猫などの愛護動物の遺棄を禁じており、違反すると50万円以下の罰金。また、所有者不明の動物が負傷や死亡した場合は自治体が引き取らねばならないが、五匹の猫は対象外だった。
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