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富士電機システムズ、曲げられる太陽電池量産

 富士電機ホールディングス傘下の富士電機システムズは熊本県に太陽電池パネルの新工場を建設する。2011年度までに370億円を投じ、年産能力を現在の12倍の150メガ(メガは100万)ワット前後に引き上げる。同社の太陽電池は厚さ1ミリ前後と薄く、折り曲げが可能な点が特徴。複雑な形状の屋根に設置したり、携帯電源として利用したりできるシート状の発電装置として新規需要を開拓する。

 同社は今春、熊本工場(熊本県南関町)で同タイプの太陽電池の生産を始めたばかり。大型投資に踏み切り、折り曲げ可能な太陽電池パネルの市場を一気につくり出す狙いだ。新工場は既存工場の隣接地に08年度、09年度に1棟ずつ建設に着手、11年度までに各棟で年間50メガ―60メガワットの生産体制を築く。これに先立ち、既存工場の能力も09年度までに増強、現在の3倍の40メガワットに引き上げる。(07:00)

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