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【石川】

内灘高から『清い風』を 生徒が自主防犯組織

2007年10月3日

安全宣言する清風隊代表の白尾蓉子さん(手前中央)ら=内灘町の内灘高で

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交通安全呼び掛けも

 内灘高校(内灘町)の生徒有志が、交通安全と防犯の意識を校内外に広める自主組織「清風隊」をつくり、二日に同校で結成式を開いた。

 同校の生徒会役員と美化委員ら二十五人が交通マナーアップや防犯に努め、明るい地域社会づくりに一役買おうと、津幡署や河北郡市防犯協会などの協力で同隊結成にこぎつけた。隊員らは今後、交通安全や防犯の街頭活動に参加するほか、ほかの生徒にも協力を呼び掛けながら交通ルール順守や自転車の施錠による盗難防止などに取り組む。

 式には、一〜三年生徒二百二十八人や津幡署などの関係者らが参加。大路邦夫校長が「地域のために役立とうとの意識で意欲的に取り組んでほしい」とあいさつ。前崎和夫河北郡市防犯協会副会長も「安全安心の地域実現のため皆さんの若い力を役立てて」と期待した。

 この後、同隊代表の白尾蓉子生徒会長(二年)が「活動を通じて地域に貢献することを誓います」と元気よく宣言した。

 高校生による同様の自主組織は、河北郡市では津幡高でも「北斗隊」の名で活動している。 (網信明)

 

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