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【愛知】

「りぶら」に合う家具は 岡崎・サポーターが意見交換

2007年9月30日

りぶらの家具や部屋の名称を検討する参加者たち=岡崎市のコミュニティーサテライトオフィスで

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 岡崎市康生通西で建設が進む図書館交流プラザ・りぶらLibra(仮称)のあり方を考える「りぶらサポーター交流会」の十回目のワークショップが二十九日、建設予定地近くのコミュニティーサテライトオフィスで開かれた。来年十一月の開館まで一年余となり、幅広い年齢層の約四十人が参加し、活発に意見を交換した。

 今回は、「家具を考えよう」「部屋名を考えよう」と題した二つのワークショップを展開。館内に設置されるオープンスペースやボランティア室の家具に必要な機能やデザイン、ホール、交流スペースなどの部屋の呼び名を考えた。

 家具は、納入を希望する家具業者数社が市に提出したいすや机の設計図、レイアウト図、コンセプトなどのパネル数枚を見比べて検討。参加者は「木のぬくもりを感じて、親子がくつろげる感じがする」「デザインを優先しすぎで、初めは面白いが飽きが来るのでは」など、それぞれについてメモに評価を記して話し合った。ワークショップの常連という同市竜美台の主婦山田美代子さんは「りぶらで何かをしたいと考えてきた市民が、十回のワークショップで交流を深め、一人一人が具体的に何をすべきかということを考えるようになった。あと一年、徐々に行動を起こしたい」と意気込んでいた。

 (相坂 穣)

 

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