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【社会】ニセ眼科医、3年半で収入2億円超 岐阜・関で診療報酬1億余2007年10月4日 朝刊 医師資格を持たない男が岐阜県北方町で眼科診療所を開設していた事件で、医師法違反(無資格者の医業禁止)の疑いで逮捕された同県瑞穂市野白新田、無職河口哲也容疑者(32)が、二〇〇二年八月−〇四年八月に同県関市で営んでいた眼科診療所で、一億円を超す診療報酬を得ていたことが、岐阜社会保険事務局と県の調べで分かった。〇五年十二月から今年七月末まで開設していた北方町の診療所での収入を合わせると一億七千万円超になり、関市での患者負担分(医療費の一−三割)をさらに加えると、河口容疑者の収入は通算三年八カ月で二億円を超えるとみられる。 同事務局と県などによると、関市の眼科診療所に対しては、県内の国民健康保険(国保)で約六千百件、約二千九百万円、社会保険で約二万件、約八千八百万円の診療報酬が岐阜県社会保険診療報酬支払基金などから支払われた。この計約一億千七百万円に加え、患者負担分を河口容疑者は受け取っていた。 県警などの調べでは、逮捕容疑となった同県北方町の診療所では、河口容疑者は患者約七千五百人を診察、国保、社会保険を合わせて約一万二千件、約三千八百万円の診療報酬を基金などから受け取り、患者の自己負担分も含めると約五千五百万円の収入を得ている。
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