この楽曲は、ファイナルファンタジーシリーズの戦闘音楽でオレが最も好きな曲のうちのひとつだ。この楽曲を作曲した植松伸夫氏は、本格的な音楽教育を受けておらず、独学で音楽について学んだということだが、そうとは思えない程本格的でクラシカルな構成の楽曲となっており、これは彼の天才的センスでもって成し遂げられた音楽と言えるだろう。特に第2楽章と第3楽章で聴ける、バッハのオルガン曲を思い出させる複雑なメロディの絡み合いは絶品だ! 第3楽章では、ケフカのテーマ曲もモチーフに使い、そこから劇的に展開させているのがあまりにも素晴らしく、オレはこの第3楽章が最も好きだ。
そして、最終楽章、というより別の曲と言った方がいいケフカ戦の音楽へと繋がるのだが、この曲はベースラインの動きがハンパではなく、こんなベースは聴いたことがないとオレは思った。植松氏はプログレッシブロックに傾倒していたというが、そこからの影響で、自分が作曲でやりたいことを詰め込んだという感じがする。それは間奏のロータリーオルガンのソロからも感じられる。そして荘厳なチャーチオルガンのパートへ、、、刺激から感動へと展開する名曲と言えよう!
キャベツがシャキシャキしておいしい卵焼きは最高だな!