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病院で看護師が少年に刺され死亡

 3日午前1時ごろ、東京都練馬区大泉町、陽和病院精神科の病棟廊下で、看護師の井ケ田治さん(33)が入院している予備校生の少年(18)に切り出しナイフで腹部を刺され、約4時間後に失血死した。

 警視庁石神井署は殺人未遂の現行犯で少年を逮捕し、容疑を殺人に切り替えて捜査している。

 調べでは、井ケ田さんは当直勤務で病棟を巡回中、擦れ違いざまに刺された。

 少年は7月上旬から入院中。ナイフは刃渡り約12センチで、刺した後「病院を出たい」などと叫んでいたという。石神井署は動機やナイフを持ち込んだ経緯などを詳しく調べている。

[2007年10月3日9時32分]

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