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偽眼科医 2年近く診療し逮捕

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逮捕されたのは、岐阜県瑞穂市の無職・河口哲也容疑者(32)です。警察の調べによりますと、河口容疑者は、医師の資格がないのに、おととし11月、岐阜県北方町で眼科の診療所を開設して診療をしていたとして、医師法違反の疑いが持たれています。河口容疑者は、診療所を開設する際に、岐阜県や社会保険事務局に医師免許証のコピーを提出していましたが、ことし7月、国が管理している医師のデータベースに名前がなく、無資格だったことがわかり、警察が捜査を進めていました。河口容疑者は、インターネットで見つけた医師免許証の画像を印刷し、自分の名前を書き込んで免許証を偽造したということです。河口容疑者は、大学の文学部を中退していたということで、調べに対し「実家の家計を助けるために収入の多い医師になりすました。診療は医学書を見ながら独学でやった」と供述しているということです。河口容疑者は、診療所でおよそ7000人の患者を診察していたほか、学校医として岐阜県本巣市で1000人近い小・中学生や保育園児の検診もしていました。警察は、診療報酬を得ていたことから詐欺の疑いでも調べを進めています。河口容疑者が学校医をしていた岐阜県本巣市の本巣中学校の岩田将之校長は「話のしかたが柔らかく、検診もていねいで無免許とは思いもよりませんでした。大事な子どもたちの健康にかかわることだけに大変遺憾です」と話していました。
もどる10月2日 21時11分
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