ここから本文エリア 救急受け入れ再開 地元からは安堵の声2007年10月02日 医師不足のため、1月から救急車の受け入れを休止していた五所川原市の公立金木病院が1日、受け入れを再開した。これまでの夜間診療の態勢を強め、夜間の当直医師に加え、自宅で待機する別の医師も24時間態勢で救急車を迎える。 休止期間中、救急患者は、主に同病院から約10キロ離れた市内の西北中央病院に運ばれていた。受け入れ再開により、地元の救急医療体制は大きく改善されると期待されている。 昨年末は4人に減っていた総医師数が、先月には内科医4人を含む8人に増えた。今後は看護師を増やしたいという。 住民グループの「金木病院の救急体制を維持する会」事務局を担った僧侶一戸彰晃さんは「不可能かと思った時もあったが、願いがかなった」と話す。 署名活動などを通じて医師や看護師の厳しい現状を痛感したという一戸さんは、救急車をタクシー代わりに使うことをなどをなくそうと、適正利用を訴えるチラシを約1万枚つくった。地域の17寺院が連携し、2日から地元中心に配布する。 マイタウン青森
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